細川さん、また来たよ  2021年8月30日

♣ 独 行 “10年ぶりの細川神社” ♣

こちらはいろいろ曰くが…。まず2010年春多太社から歩いて雨模様のため断念した。同年秋に参拝・宿願果たしたと思ったら社号標石撮り忘れ。2011年改めてリベンジして満願になった。それで今回が3回目というわけ。それにしても「また来たよ」って、ポン友じゃないんだからね。ごめんなさい。〔2010S〕 〔2010A〕 〔2011〕 

中止々呂美乗換で吉田橋BS到着12:00。その向こうの橋(吉田橋)をわたって吉田の在へ向かう。

吉田橋から余野川上流を振り返る。山あいを流下した川がここで急に平地に出る地点。アーチ橋の向こうが“死なない王様の温泉Htl

池田市細河郷は植木の日本四大産地の一といわれ、吉田をはじめ伏尾・東山・中川原・古江・木部の6地区が特色ある樹づくりをしている。という。この地区の畑で野菜を見かけることは稀。木の苗や若木で埋め尽くされているといって過言ではない。★因みに背後は五月山連山。左山上マンションの後ろ一帯が伏尾台の住宅団地。

細川神社社頭左に「陽松庵参道」の碑。江戸時代創立の曹洞宗の寺院で座禅道場というが、失礼する。

細川さん社頭。「延喜式内細川神社」の碑。在所名は「細河」で「ほそごう」と読ませる。らしい。

式内社・細川ほそかわ神社。祭神は 細川水大神、五十猛尊。中世以降一時その名を喪い、久安寺の奥の院とされたり、毘沙門天とも呼ばれていたと伝える。写真左から社頭鳥居、舞殿風拝殿、覆屋内本殿。鳥居内側に神橋あり、この下を流れる川から社名が付いた。といわれる。

当社の狛犬吽形には“つの”の痕跡がはっきり認められた。(阿形にはない)

かの並河誠所が比定し設置した といわれる社号標石“細川社”

予定通り(バスに乗らず)久安寺へ向かう。“乗らず”とは言い条“ここを歩かずして”という気分でこう決めたのかも。しかしその道は、一部ひどかった。

つまり 参道=街道=が数百bバス道と化していて、この左右引っかかりそうな参拝道拡幅工事中だったのだ。

そこを過ぎてバス道が左へ分かれると 旧街道らしい雰囲気になる。思わずマスクを外して深呼吸。

Sample

余野街道/久安寺参詣道分岐。左から案内板(onmouse-UP)、お地蔵さん、庚申碑“青面金剛”“三界萬霊”の碑。ここから橋を渡って約100bの上り坂で門前に至る。

そして久安寺。高野山真言宗の寺院で 山号は大澤山。神亀2年(725)行基菩薩が開山と伝える。本尊は千手観音(秘仏)。この楼門は国の重要文化財...まではいいのだが、見ての通り正面には鉄柵があって入山不可能。具足池へ回ると工事中なので薬師堂の方へといわれ、回ると「拝観料300円」。暑いのが加わって意気地なくここで拝観断念。

楼門が上記のように見えるところに小山があって、Mapによると神明社。幸い風が通るので鳥居の下で昼餉にする。

このあと予定では中止々呂美まで戻って帰途につく予定だったが、1時間半待ち。お寺境内で時間をみていたので、この状態ではとても待ちきれない。やむなく伏尾台から下りてきたバスを掴まえ(13:23→14:27)石橋北口へ。

=千里中央=中止々呂美=吉田橋BS→細川神社→久安寺・BS=阪急石橋北口・石橋(阪急)=蛍池(MR)=山田・BS=

今日の総歩数 8,283 歩    ̄|△| ̄   ルートマップ省略