“くまんだ”こと熊野田を歩く  2020年7月27日

♣ 独 行“熊野田Sentimental Journey” ♣

サブタイトルは、1961年、つまり59年も昔にここを歩いたらしい写真集に拠る。とはいうものの、寄り道をしているうちに59年前のなぞり作業はどこかへ飛んで行ってしまったが、Google Map上の「お地蔵様」はしっかりその場所におわした。
ㅤまずは最寄りバス停「熊野町1丁目」下車。

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このBSのそばに兎川(天竺川の支流)が流れている。その橋から真西(北桜塚4)方面を撮ったのが右の写真。onmouse このポイントと思ったのだが、どうももう少し向こうだったらしい。

気を取り直して東行。100b許りでこの「佛眼寺」の碑に出会っておもわず道草。するとこのお寺だった。Wikipediaなどで見るのと違い、エラく立派になり過ぎて、申し訳なかったが pass。

元の道に戻り、三角形のロータリーを右にとると、見えてきた。「お地蔵様」。

別名「寄せ地蔵」は三差路のほぼど真中にあるが、見事に場所は動いていない。

59年前と比べると、囲いは作り変えられているものの、石仏はそのまんま残っている。白い前掛けは何十回も掛け替えられたのだろうに昔のまんまに見えてしまう。ただ一つ、道を含め 背景の時代が変わってしまった。

これは(固いこと言えば)“地蔵菩薩”ではないかも知れない、三十数体の石仏。地下にもっと埋まっている? でも掘り返したらよくないことが・・・みたいなことがweb上で書かれていた。場所が動いてない理由はソレか。

今日の目的は終了。あとは申し訳ないが“お添え物”。何か見つかれば「儲けもの」。古い集落では理屈抜きで大事に保存されているものが少なくない。ソラ、見えてきた2本の石柱。そうか、ここが八坂神社か。。。ちょっと順番を変えて一の鳥居から並べることにする。

八坂神社一の鳥居。左右に走るのは旧大阪中央環状線。

八坂神社注連鳥居。一の鳥居から100b強。左の白いビルの上に社叢を望む。あそこまで略100b.

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そして熊野田の鎮守さん・八坂神社。祭神は素盞嗚尊。いわずとしれた牛頭天王で明治初年まで続いた。二の鳥居が社頭を飾る。

八坂神社社殿。社叢はweb上の写真より少なめ。昨年来の台風の影響でやられたか。onmouse

台額庫の前から全景。

同じく境内の大クスノキ。豊中市指定保護樹第15号。

天竺川を渡ると向こうに一の鳥居が見える。あそこが旧大阪中央環状線。

蒸し暑いと神経がシャレ方面に行き渡らない。ホッとする写真、キレイな写真が一枚もない。ピンボケのポートレートで代用することに。

=熊野町1丁目BS→佛眼寺→寄せ地蔵→八坂神社→一の鳥居→東泉丘小学校前→桃山台駅=

今日の総歩数 (2.5`÷0.65≒)約4千歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら