古いものと、新しいものと  2017年10月12日

♣ きょうだい旅行“長崎くんちと上五島の教会巡り” 6日目 ♣

     

上五島教会巡り最終日。たまに青空がのぞくものの、曇り基調の一日であった。そのため写真すべてがどんよりとした色調の羅列になってしまったことが残念。白トビも辛いが、、世の中うまくゆかないものです。

高井旅海水浴場→高井旅教会→福見教会→浜串教会→船隠教会→佐野原教会→鯛ノ浦教会→冷水教会→頭ヶ島教会→有川青少年旅行村(全行程約60km)

上五島有数の海水浴場といわれる高井旅の砂浜。上五島三日目の今日はしっかり曇天で明けた。

昨夜一夜の夢を結んだ高井旅海水浴場コテージ。夏場は賑わうんだろうな。

宿舎からすぐそばに位置する今日最初のターゲット・カトリック高井旅たかいたび教会(新上五島町奈良尾郷高井旅)。棕櫚の並木があっても海岸というよりは むしろ山間の景色である。赤い塔が印象的。

海岸沿いに約2km東行し浜辺に降りると福見の集落。

カトリック福見ふくみ教会(新上五島町岩瀬浦郷福見)。1913年煉瓦造。正面に「天主堂」の文字が残る。海岸から100mも離れていないという厳しい立地。

元の道に登り、北行して九十九折を海岸に降りる。この間約7kmで浜串の集落。

カトリック浜串はまくし教会(新上五島町岩瀬浦郷)。

教会から約700mで、

浜串港口には「希望の聖母」像が出入りする船を見守るがごとく立つ。

更に北へ7km、カトリック船隠ふなかくし教会(新上五島町東神ノ浦郷船隠)

船隠教会のロザリオの聖母像。

ここまでは幹線道路から東岸の集落に降りるパターンばかりだったが、次は中通島のいわばど真中に位置する教会。ど真中ということは山の中。

カトリック佐野原さのはら教会(新上五島町東神ノ浦郷佐ノ原)

幹線道路へ戻り、いよいよ新旧二つの教会堂が並び立つ鯛ノ浦へ。ここは有川の集落がホンの目と鼻の先。そこまで戻ってきたのだ。

ここにもルルドの聖母が。

立てるは二十六殉教者の一人、ヤコブ五島の記念像。

旧鯛ノ浦教会聖堂。1979年老朽化により新聖堂(下記)にその役目を譲った。

カトリック鯛ノ浦たいのうら教会(新上五島町鯛之浦郷)。正面には聖家族像が建つ。

この教会の鐘楼部分は1949年の増築時 旧浦上天主堂の被爆煉瓦を一部使用して付加されたという。

左が旧、右が新しい鯛ノ浦教会。

とうとうあと二つになった。。ひとつ奈摩湾西岸に飛び離れた教会・冷水教会を目指す。

前庭にたつマリア像。左向こうは一昨日訪れた青砂ヶ浦教会方面。

カトリック冷水ひやみず教会(新上五島町網上郷)

教会前バス停から冷水教会を仰ぐ。

有川に戻り、上五島空港のある頭ヶ島へ。東北行すること凡そ15km。と書いてから調べたら、この空港は10年ほど前に就航がなくなって休港状態だという。ついでながら明日訪れる小値賀島の空港も同様だとか。

頭ヶ島大橋を渡る。ここは一昨日長崎からの高速艇で下をくぐったのだった。この橋も空港設置に伴って架橋されたらしいが。。。

♪丘の上の教会へ登る石畳♪(讃美歌第二編189番)。風情がピッタリ。

石造りの教会は国内では珍しく、西日本では唯一のもの。石はすべて島内で切り出された石が使われている。(ということである)

Sample

カトリック頭ヶ島かしらがしま教会(新上五島町友住郷頭ヶ島)。1919年完成。国の重要文化財であり、世界遺産暫定リスト登録

最後の教会前記念写真。onmouse→もう1枚

教会下の浜辺に広がるキリシタン墓地。

有川の宿舎に帰り、町に出て夕食は外食。この五島うどんが絶品。おいしかったヨ。

上五島のカトリック教会群、その数29。歴史は何らかの形でキリシタン迫害→隠れキリシタンに繋がるものはあるが、離れた山の中、浜辺など見るからに若い住民の減った集落でもその信仰は篤いものがある。その現状を普通に受け入れ、教会を大切に守りながらこの離島の日常生活は粛々と送られている。そう感じた3日間であった。