修復後初めての八幡宮初詣  2014年1月18日

♣ AZハイキング第152回例会“石清水八幡宮初詣” ♣

乃公の記憶が正しければ、本会の 第57回例会(2005年)で訪れたのが石清水八幡宮初体験である。ただお正月ではなかったので、初詣としてはプライベートで行った 2007年 がはじめてということになろうか。とすると2009年に第1期修造が成ったということなので、新装成ったご本殿には初見参である。

「武の神様」ともいわれる八幡神にふさわしく、本殿には巨大な矢の飾り物が目を引く。さだめしこれが当社の“門松”がわりなのだろう。ここで記念写真後K大人がご都合で急遽帰られ、このあとの予定遂行を残り15人に託された。

下記に示す状況があって、参道に飛び込んだときすでに遅し。メンバーの姿がそこここに。

南総門。本殿脇の楠公ゆかりの大楠もそうだがこの右の榧(かや)の木もみごとだ。

舞殿で巫女さんの神楽があり、ひとしきり舞ったあと神鈴でお祓い。

本殿の後ろに校倉(宝蔵)。

本殿を一周して摂社・末社にもおまいりし、さてということに。結局男山の住宅街を行進し、樟葉東公園で一服。

公園の梅も心なしかつぼみが膨らみ始め、季節を先取りするかのよう。

以下は懺悔と反省。前もって調べたので今日の乃公の行動があったわけなのだ。が、その調べが中途半端だったので失敗した。要は早とちりである。もっと南方に以前登った石段の登り口があることは当然承知していた。しかるに何かの地図で、もっと手前に点線表示された山道があるのを、見た。それがどっちを向いていたのかまで思いを致すことが出来なかった。嗚呼。

駅を出たときまだ誰も居ずケーブル発車まで小一時間ある。今日の歩行予定距離からここでちょっと歩いておこう、と考え、駅前の旧道を入る。神應寺というお寺の前にこの巨大な五輪塔があった。先を急いだので写真を1枚撮っただけ。それにしてもこれはすごい。高さ6mで国の重文。尼崎の豪商が建てたという故事から「航海記念塔」というらしいが、諸説あって実のところはっきりしない。

奥に踏み込むとこの鳥居。扁額に「大聖不動明王」とある。祠の堂守のおばちゃんに登山道を聞く。すると「わからんから戻って正規の石段を行きなはれ」という。『取りあえず行ってみる。わからんかったら戻る』「そうしなはれ」のやり取りがあって登り始める。止めときゃよかったのに。

この道ルンルン、とばかり歩いていたがそのうちにフト気が付く。確か八幡さんの鎮座するのはこの道の右でなく、左に見える谷の左向こう側だ、と。その思いも空しく道は右へ右へと行ってしまう。谷へ下りて左へ登り返す道もあらばこそ。・・・踏み跡だけの道を見付けて無理くり左へ辿ると林道に出た。ややあって複数の人の声。つられて出てきたところが何と「八幡市立公園男山レクリエーションセンター」。野球場、テニスコート、キャンプ場など。とうとう思い余って近くにいた人に八幡さんへの道を問うと「あ、そこの自動車道を左へ道なりに行くと八幡さんの境内に出ます」。そこから凡そ10分で上記表参道に飛び出したという、お粗末。この道草は33分間に及ぶ。
・・・どうやらこの山道にかかってすぐ、男山ケーブルの“トンネル?”を越えてしまっていたらしい。
いやいや、さっき Google Map で確認したら、ケーブルが2つ目のトンネルを抜けて鉄橋に差しかかる、そのすぐ下を通っていたらしい。場所は上記大聖不動明王への鳥居をくぐってすぐ。まさかまさかそんなすぐ上にケーブルが鉄橋を渡っているなんて夢にも思わなかった。

真ん中の写真は八幡市公園施設事業団のサイトからお借りしました。記して感謝。

今日の総歩数 16,865 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら

応接室にK大人ご来駕
 

行程表及び参加者

 

記念写真