春日大社初詣  2012年1月21日

♣ AZハイキング第128回例会“春日大社初詣と奈良公園散策” ♣

降水確率が50%から40%に落ちた、と喜んで歩き出したのだが、如何せん、厚い雲は一向に晴れやらず、さりとて降るわけでもなく、汗をかかず、懐炉を取り出すほどの北風も吹かず、まず初詣散策としては恵まれた一日だったのだろう。それなりに加齢したメンバー一人ひとりが、新しいメンバー数人を加えて事故もなく、楽しく歩ける新年でありますようにと祈ったことであった。

興福寺南圓堂前のたちばな。われわれが立ち去った後さぞ苦笑していたことでしょう。(私は金柑ではありません)と。

春日大社一の鳥居のそばの燈籠にスポットを当ててみました。

一の鳥居の近くにある影向ようごうの松。2008年秋例会で説明があった。

22人の大部隊は列も長くなる。幹事さんは点呼に大童。

11月例会で説明のあったムクロジの木の中から生えた竹。

人懐っこい仔鹿のポートレート。

♪この木何の木、飛火野の、明治天皇御座所の木。1本に見えるが、3本で、樹齢100年のクスノキよ♪

これも参道にある大きな杉の切株のうろから生えたひこばえ。細いがだいぶん伸びている。

春日大社南門。

他社では拝殿にあたるこの建物を、当社では幣殿・舞殿というそうな。

毎度この位置から身を乗り出して撮り、その度に拝殿の屋根が邪魔やナア、と独りごちる。この壮麗な建物は本殿ではなく中門と回廊(本殿はこの内側にある)。

おん祭りで有名な若宮神社の本殿。前に建つ神楽殿が工事中だった。

若宮15社の一つ、金龍神社。今年の干支がらみでとくに参拝。

高畑町に出て新薬師寺へ。例により(笑)素通りするが、門前の比賣神社の龍吐水。お前も今年当たり年だヨ。

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これも新薬師寺門前の鏡神社。反乱の廉で処刑された藤原広嗣鎮魂の神社。同じく素通り。

お隣の奈良市写真美術館。「没後20年 入江泰吉の東大寺」写真展が開かれており、大変興味深く観覧した。onmouse-leaflet

今年のロウバイはなかなか葉が落ちないのだという。3日前野洲のお社で見たのは夢まぼろしではなかったのだ。なお、これは素心蝋梅(そしんろうばい)。単に蝋梅といえば花芯(中央部)が暗紫色のものをいう。(とWikipediaに書いてあった)

頭塔づとう。2007年早春の例会で訪れた“日本のピラミッド”。

そして浮見堂。鷺池に優雅な佇まいを見せるこの建物は大正5年に建てられたという。

早めの切り上げで、近鉄駅ビル内で遅い昼食兼打上げに新年会の意味合いももたせておいしい中華をいただいた。窓外にひろがる若草山や東大寺などの景色は、生憎その頃降りだした雨粒でかき消されてしまった。でも此処って若草山の山焼き時は壮観だろう。

今日の総歩数 不明    ̄|△| ̄   ルートマップ省略

応接室にK大人ご来駕
 

行程と参加者

 

旧奈良県物産陳列所(重文)前