式内社社号標石20ヵ所完訪  2011年2月1日

♣ 独 行“池田市内のお社2社探訪” ♣


細川神社(再訪)】昨年来北摂の式内社巡りをおっぱじめた。その途中で式内社社号標石二十ヵ所が気になり、まずそれをクリアしようとの試みが今日この細川ほそかわ神社で完結した。宮司さんにご無理をお願いしました。記して謝意を表します。 攝津名所圖會に曰く「細川神社(ほそがうのじんじゃ) 吉田村慈恩寺山にあり。延喜式内。今毘沙門天と稱し、久安寺奥院とす。毎年正月十五日富會あり。細河谷六ヶ村より支配す。」 保存状況は極めてよい。


>覆屋内の本殿。社号標石は向かって右脇にある。


拝殿。奥の一段高いところにある木柵が本殿の神域で、前回(→ここ)見つからなかったわけだ。


呉服神社(再訪)】阪急電車の高架沿いにある呉服くれは神社の一の鳥居。その向きから判断すると線路敷設、住宅街開発の時に移設されたものか。


境内にある姫室碑。猪名津彦が応神天皇の命で中国呉の国から迎えたという機織姫の塚という。前回(→ここ)は何故か入れなかった。


呉織神社(くれはのじんじゃ) 池田の町、南端にあり。此地の生土神とす。例祭九月十八日。社内に猪名津彦の祠、影向石あり。末社五前・観音堂あり。 と攝津名所圖會に記されているが、今や猪名津彦の祠らしきものはなく、この【伊那?彦??】という標石を従えた古跡が本殿の脇にある。これが猪名津彦の祠で、注連縄・玉垣の向こうの石が“影向石”なのか?