地獄谷・ババタレからしらみ地蔵−その2−  2010年9月14日

♣ MVGオープンハイキング“こもれび−古参道コース” ♣

『地獄谷・ババタレからしらみ地蔵』と麗々しく?謳ったハイキング(→ここ)から1年半。出口のコースを若干変更してそれでもなおかつタイトな“一般向”コースであった。
ㅤちょうど今日から前線が南下して秋の空気が入ってくると気象予報士がさかんにのたまっていたのに、昨日までの惨暑に怖れをなしたか参加者は50名を切った。

おっと紹介を。MVGつまり箕面観光ボランティアガイドさんが主宰するオープンハイキングで、K林さんに紹介されて参加するようになってこれで2回目か3回目。大きく分けて町歩きと山歩きがあるが、どちらも手作りの感があってガイドさんの入れ込みもすばらしく、雰囲気の良いハイキングである。

まず阪急箕面駅前での受付風景。10人1グループに分け、それぞれ色分けしたリボンを受け取る。ちなみに乃公は2班、リボンは黄色だった。

瀧安寺門前で準備運動。空はまだ夏の色が濃い。

出発してほどなく今日最初にして最大の難所・地獄谷にさしかかり階段が続く。前方はライオン岩。

ライオン岩のそばにアカシデ(赤四手)の老樹。幹がまるでコンクリート製の紛い物のよう。

本日の記念品はガイドグループお手製のシール。乃公は紅葉のキレイなアカシデを頂いた。

地獄谷とドライブウェイの出合で見かけた石仏。道路工事中に発見されたものを集めたもので、お世話をする篤志の方もいるという。

出合での休憩風景。ここまでは階段に喘いだが、ここからはいわゆる山道。途中から尾根道を辿って展望台へ。

こもれび展望台で休憩。ここの標高は約390m。瀧安寺が約130mなのでしっかり登ったようでいて標高差は260mほど。

北方すぐに箕面川ダムを望む。水量はあまり多くないようだった。立ち木が多く緑豊かといえばそれまでだが展望に欠ける。

急坂を降りて閉鎖中の林道に出ると「ここからババタレ道」の標識。名前が名前なので以前は標識を目にすることがなかったのにね。

ババタレ坂を無事下って政の茶屋のビジターセンター広場で昼食。雲がかかっていたのに、食事中雲が切れて燦燦と照りつける陽光は流石に暑い。(今日はセンターお休み日)

昼食後は予定の自然研究路4号線がスズメバチの営巣のため通行禁止でドライブウェイ経由に変更。(写真は4号線、というより東海自然歩道の西の入口)

左へ高山5kmの分岐を通過。まもなく5号線の入口。

ドライブウェイから右へ自然研究路5号線にかかる。やや昼食後の身にはキツイか、とのガイドさんの配慮で、希望者はしらみ地蔵への平坦なショートカットをとることになる。

何程のことやあらん、と5号線経由を選択し、タカをくくって登りはじめたらこれが結構なものであった。入口310mから350mのしらみ地蔵へ行くのに430mの小ピークを越えたのである。

5号線は勝尾寺町石道まで。合流点に五輪を載せた町石が、そばに「史跡勝尾寺旧参道二町石/タラーク(宝生如来)阿闍梨高」との説明標識があった。勝尾寺町石は日本で最も古いものだそうだ。

勝尾寺旧境内牓示八天石蔵は寺域表示として大変珍しいもので、政の茶屋そして5号研究路脇にもあった。発掘された四天王・四明王像は重文だという。

しらみ地蔵。風化がはげしく、躯体は真ん中で折れており、その由来についてもまさに諸説紛々で「マリア像」説まであるという。たしかに地蔵菩薩立像にしては違和感があるが、さりとて何かといわれても、、、ね。それが古いもののいいところ。歴史へのロマンをかき立てられるのがいいところだ。

しらみ地蔵で少憩後、町石道に別れを告げ、まもなく「右中山道」の表示でそっちへ向かう。西国三十三所の23番(勝尾寺)→24番(中山寺)の巡礼道なのである。

途中の石標「右かちおじ/七丁」横には寄進者の名が刻まれている。

今日の行程中はじめて“下界”が見えた。阿武山から右へ、、でもふだん見慣れた光景ではなく、また霞んでいて同定困難。一生懸命同定している方もおられたが。大変。

そしてようやく本日の最終目標地・白姫神社到着。地の方らしいおじさんがヒサカキの束を肩にして「ビシャキは神サンにも仏サンにも使える」とのたまっておられた。所変わればいろいろ違うことも多いみたい。ここで解散。

そして白姫神社鳥居に出て一路箕面駅を、乃公を含めた若干名は白島北バス停を目指すことで今日の行程は終了。お疲れさん。

Sample Sample

新薩摩池の土手に咲いていた葛の花。

これも新薩摩池付近。

今日の総歩数 19,456歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら