新・トルコ11日間 ツアー(1) 
 2009年9・10月 


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 トロイ/エフェソス   9月29〜30日ㅤ
 Troy, Ephesusㅤ

9月29日朝イスタンブール空港到着。このバスには以降8日間延々2千有余キロをお世話になる。運転はフセインさん、現地ガイドは日本語ペラペラのヌルラさん(通称ノリさん)。それにしても快晴だヨ




テキルダー、ケシャン経由ゲリボルへ向かい昼食後チャナッカレへフェリーで渡る。




今日午後の観光はあの“トロイ”。素人目には最近の作り物の木馬しか目を引くものは無い。




シュリーマンについてトルコ人はあまりいい感情をもっていないようだ。遺跡発掘=宝物分捕りだった時代のこと、九重にも重なる遺跡の一部は破壊されている。復旧しながらの学術的発掘・再現の歩みは遅いが、次善策でこれもやむを得ないのだろう。




円形劇場で剣闘士と猛獣を闘わせて云々とよく聞かされたが、説明によると演劇や市民の集会にもよく使われたとのこと。このトロイのものは実に小ぶりで、人口があまり多くなかったことを窺わせるという。




左からドネルケバブ(吊るし焼肉)、チャイ(トルコ風紅茶)、トロイ遺跡に咲く花、トロイ遺跡で見かけたリス。




トルコ最初の宿りは海岸沿いのリゾート・アイワルク。夏海水浴で賑わうであろう砂浜で9月30日の日の出がおがめた。7時22分(サマータイムなので実際は6時半頃)




午前中にみたアルテミス神殿跡。完膚なきまでに破壊・放置されていたが最近漸く柱の1本が修復された。その柱は心なしか淋しげ




シシカバブ(チョップ)。まあよう刻んだものだと思うほど小さかったが、味はなかなかのものでした。
左向うのジョッキの白い飲み物はアイラン(ヨーグルトドリンク)。ピリッとした薄塩味が特徴




アルテミス神殿跡やエフェソス遺跡に咲く花々




エフェソス遺跡。ここは皇帝ハドリアヌスに捧げられた神殿の跡。柱頭やアーチの装飾彫刻が美しい
ちなみにアルテミスは右手の低い山を回り込んだところ。ご近所さんだ




公衆トイレ跡。やはりというべきか、個室ではない。こういう文化もあったのだ。




左からエフェソスの娼家案内板、現地ガイド・ノリさん、エフェソスに咲く花、ザクロ生搾りジュース




エフェソス遺跡の白眉・図書館ファサード。1万2千巻の書物が所蔵されていたという




2万4千人収容という壮大な規模を誇るエフェソスの円形劇場。これも市民の集会や演劇に用いられたそうで、今もオペラに使用されているという。現役なのだ。向うの柱列のある通りは港から劇場への大通り。500mあるという