速歩絶快調御手洗渓谷  2006年11月18日

♣ AZハイキング第67回例会“みたらい渓谷の紅葉” ♣

ここ御手洗渓谷は昨年9月1日にカルチャーのハイキングで歩いてから二度目。あのときは虻トンネル口でバスを捨て、観音峰への道を辿って弥山を望み、降りて昼食後渓谷を下ったのだった。晴れた晩夏の一日で、花がそこここに咲いていた。今度は花の代りに紅葉。そしてあろうことか曇天。歩くには快適だが、悲しいことに紅葉の色が冴えない。 (昨年の記録はこちら

天川川合(てんかわ かわい)バス停。家を出てから交通機関に揺られること約4時間。寒くて案内所のストーブにあたってから出発。

沢谷集落へ渡る吊橋。ここで標高約600m。

関電吊橋の下にある洞窟。向こうに急な階段が見える。これをのぼって遊歩道を歩く。

遊歩道から対岸の絶壁を仰ぐとカエデは少ないようだが紅黄葉のオンパレード。この写真では視野一杯に広がった実況伝達不可能。

白倉谷の黄・紅葉

遊歩道終点の吊橋から川迫(こうせい)川上流を望む。さすが土曜日、マイカーの列。この道は大峰連山・行者還岳(1,546m)の下を抜けるトンネルに続く。

みたらい渓谷入口にある無名の滑り滝。前回露出過度で飛んでしまったが今回は黄葉ともどもきれいに納まった。標高650m。
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山上川渓谷出口の河原。昼食を終えて一息つくと見上げる風景は深山幽谷という古い形容詞がピッタリ。真上は哀伝橋。
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哀伝橋。この橋を渡りきる手前からみたらい滝が正面に見える。

光の滝と人気を二分するみたらい滝。吊橋上に遥か先行してしまったメンバーが見える。
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そこここに点在する紅葉、黄葉。 click-up

光の滝。先行メンバーにまだ追いつけない。 click-up

漸く追いついた、ヨ。・・・黙々と先を急ぐメンバー

遡行36分で渓谷を高速踏破し虻トンネル口に到着。渓谷入口との標高差130m。

洞川への遊歩道。きれいで平坦だが暗くて展望の全くない杉林が続く。

洞川温泉前。入湯するかどうか侃々諤々の末、龍泉寺参詣を含めると14時55分のバスに間に合わなかろうということで見送り決定。 click-up

龍泉寺山門。境内のカエデがみごとに紅葉。ここで標高840m。 click-up

龍泉寺本堂前で記念写真。 click-up

八大竜王信仰とも関係あるか?竜を祀った池畔の紅葉がこのハイキングの締めくくりを彩る。 click-up

「尋御手洗渓谷」 (さえらのすし)
−「尋胡隠君」(高啓)に擬えて−

渡水復渡水 (水を渡り た水を渡り)
看瀧還看楓  (瀧を た楓を看る)
秋風峡谷路     (秋風 峡谷の路)
不覚到洞川   (覚えず 洞川に到る)

応接室に小林さんご来駕
 

行程表及び参加者

 

哀伝橋