祇園さんから真如堂へ  2023年4月27日

♣ 独 行 “神仏霊場巡拝の道京都版その2” ♣

急に思い立って(乃公の歩きはそればっかり)京都へ。神仏霊場めぐりで聖護院が空白になっているうえ青蓮院も参拝の記憶なし。こうなりゃ東山界隈を歩くしかない。最初は京阪で神宮丸太町、そこから聖護院・真如堂(EL90b)そして青蓮院へ下って四条河原町(EL40b)へ、と考えた。標高差僅々50bであっても「人生下り坂最高」の爺ィの考えるのはそんなとこ。しかし実際はそうならなかった。まずは見てのお楽しみ

=阪急山田駅/山田=四条河原町→八坂神社→

八坂神社西楼門。外人が多くなったという実感。しかしコロナ前よく目にした あの方々の姿は殆どない。
ㅤ都名所図会にはこう記す「祇園社(ぎおんやしろ)は下河原を南面とし、鳥居は石柱にして「感神院」といふ豎額あり。昭高院道晃親王の筆なり。西南の楼門には御随身います。神殿の中央は大政所(牛頭天王・素戔烏の垂跡)、東の間は八王子(三女五男)、西の間は(稲田姫・本御前)」〔後略〕

【神仏霊場巡拝の道第116番】八坂神社 本殿

知恩院三門

【神仏霊場巡拝の道第115番】青蓮院しょうれんいん 四脚門。前に立つのは「史跡 青蓮院舊假御所」の碑。当院は天台宗の寺院。山号はなし。本尊は熾盛光如来。青蓮院門跡とも称する

青蓮院大クスノキ。親鸞聖人お手植えと伝える

青蓮院宸殿は工事中で近付けず。この向こう側に本堂に当たる熾盛光堂しじょうこうどうがあるのだが見えなかった

【神仏霊場巡拝の道第113番】平安神宮 大鳥居。その向こうに應天門。当社は1895年(明治28年)に桓武天皇を祀る神社として創祀された

京都市美術館。門柱表示も同じ。通称は「京都市京セラ美術館」でGoogleMap上の表示もそのようになっている。2019年にリニューアルされ入口がスロープで地下1階になった

金戒光明寺高麗門。通称くろ谷さん

真如堂しんにょどう入口。正面に見えるのは総門

【神仏霊場巡拝の道第111番】真如堂 本堂。正式には真正しんしょう極楽寺と称する天台宗の寺院。山号は鈴聲山。本尊は阿弥陀如来
ㅤ都名所図会にこう記す「鈴声山真正極楽寺真如堂(れいしょうさんしんしょうごくらくじしんにょどう)は天台宗にして、開基は戒筭上人なり。本尊は阿弥陀仏の立像、長三尺三寸、慈覚大師の作なり」〔後略〕

真如堂三重塔

本堂前でお参りのご夫婦に撮っていただいた2枚中の1枚

【神仏霊場巡拝の道第112番】聖護院 山門。当寺は本山修験宗の総本山。山号はなし。本尊は不動明王

聖護院宸殿

庭園奥の不動堂。ここが聖護院の本堂にあたる

→知恩院門前→青蓮院→平安神宮社頭→くろだに門前→真如堂→聖護院→熊野神社前(市バス)=四条河原町(阪急)=

結局13.5‰程度の登り道に過ぎなかったのだが、真如堂本堂前でひと息ついたときは「遥々来つるものかな」の気分であった(オーバー)。それにしても快晴のもと気持ちのいいウォーキング というのが爾後の感想

今日の総歩数 11,305 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら