20ヵ月ぶりの滋賀県訪問  2021年11月12日

♣ 独 行 “栗太郡の式内社8座完拝” ♣

ドタバタした割に10:06新小川発のバスには楽々間に合ったのだが、何があったか最終的にバスが延着。茨木駅プラットフォームに立ったのは予定電車が出て10分後。( ;∀;) Jordanでどう調べても予定の11:30バスには乗れない。エェイ、かくなる上はゆっくり行けとばかり高槻で乗り換えた新快速を大津で降り、1本あとの各停に再度乗り換える。

草津駅はご多分にもれず橋上駅。ここで1時間後のバス約45分待ち。

東口前には左右の商業施設をつなぐ広場がある。遅れついでにこの一角で昼餉をしたためる。

予定より1時間遅れて12:30発「びわこ博物館」行きバスの人となる。下車BSの一つ二つ前で乗客乃公を含め2人に。

ターゲット最寄りBS「片岡」下車。

BSから東微北方向数百bで左手に広大な社叢が見えてくる。右方遥か三上山。因みにこの道を「志那しな街道」と云う。

500b弱でお社前に到着。幟旗がすべて裏返しだ。

反り橋を越えると社名標石。

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神門。この門のあるお社は少なからず神仏混淆時代を引きずっているか。

近江のお社に多い広壮な拝殿。onmouse-扁額UP

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片岡に坐す印岐志呂いきしろ神社本殿域(詳細は省略)。祭神は大己貴命・国常立尊。敏達天皇13年創建。たびたび戦火に罹り、現社殿は慶長4年(1599)再建と伝える。時は真昼で明暗差のきついのは如何ともし難い。
onmouse-自撮りUP

覗かせてもらった本殿。

本殿きざはし上左の狛犬吽形は、角のような耳のようなのが2つ突き出ていた。

社頭と大鳥居の中間点から(左)振り返った景色、前方の景色(右)。いずれも前述志那街道。因みに「志那」は「志那都比古」=風を司る神名。

大鳥居付近から北北西に望む表比良山系蓬莱山。まだ雪はない。

さらに進んで西方に比叡山を望む。

湖東・湖南が散村だった時代にはそれと見つけやすかったのだろうが、最近のように田んぼをつぶして住宅初めいろんなものが建ち出すともうどうにもできない。古社の社叢は別格として、お寺は大屋根があるといいのだが“普通のお寺”ではそうは行かない。今日もサブ予定に2ヵ所の寺内町(御坊)を予定していたのだが、1ヵ所は少し遠くて断念し、守山駅への道すがらと思えた金ヶ森御坊は遂に...残念ながら...。

ひょっとして..と飛び込んだお寺はカン違い。町名も異なる。

その先にあったお社は名前に地名が入っていただけ。このあたり参拝していたら時間がなんぼあっても足りない。

だんだん足がヤバくなってきて、...。これだったら印岐志呂宮から真っすぐ栗東駅を目指すべきだった、と気づいたのは守山駅が目に入ったころ。後悔先に建たず。言わんこっちゃない。腰が「!」といったではないか。帰途はどこかからどこかの駅行きのバスを見つけて、と思っていたのに、なまじ足が悲鳴をあげて呉れなかったのが仇となった。

=JR茨木=草津/西口=片岡BS→印岐志呂神社→*→*→守山=岸辺/北口BS=

今日の総歩数 13,892 歩    ̄|△| ̄   ルートマップは省略