狛犬の角を尋ねて僅二粁  2021年7月10日

♣ 独 行 “柴島神社から中島惣社へ” ♣

このコースを辿るのは2回目、それも2回ともコロナ禍下。特に理由はないが敢えて言えば今回は各お社の狛犬の角の確認。ご興味のない向きにはお勧めできないテーマだ。蒙御免。

柴島くにじま神社。左は西正面鳥居、右は社殿。社殿はほぼ南向きだが東西に鳥居がある。ただ柴島の在所はほぼ45度傾いでおり、その中で異様な感じ。手前のの玉垣から奉納石柱の列までの空間は“柴島西公園”らしい。因みに境内には4対狛犬がいらっしゃるが、本殿前の狛犬が一番新しい。

社殿に相対して設けられている手水舎(今 Out Of Service)とその狛犬。社殿前の狛犬は吽形阿形ともフツーだが、この吽形には立派なたんこぶ様の角がある。

東門前に坐す末社・住吉神社の狛犬も吽形の頭上に角が認められる。ただこちらは尖がっていてちょっと様子が違う。こちらの方が“角”らしいか。

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その右隣に坐す摂社・仲哀天皇社の狛犬は古そうなのに拘らず吽形の頭上はフツーだった。いや、削り取ったような痕跡が????? それにしてもこの狛犬サン吽は愛嬌のある面構えして御座る。こんな爺さんどこかに居そう。

阪急柴島駅の北踏切を越え、左にキリスト教病院と柴島高校、右はずっと柴島浄水場をみながら崇禅寺駅まで抜ける。この道は春は桜並木がみごと。

崇禅寺東門。今日はpass。

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中島惣社の(onmouse-UP)境内社(向かって右に坐す)

そのお社の狛犬吽形。大阪大空襲で全焼した当社境内中 それ以前からの遺物と思しき古さ。

再訪して改めて気付いたこと:両社ともご本殿前に据えられた狛犬は何れも新しく立派で角などクスリにしたくも無い。中島惣社などは大空襲ののち再建時に近郷の小祠のを引き継いだとも考えられるが。いずれにせよあちこちのお社で社殿の古さに不釣り合いなほど新しい狛犬が据えられているところは「新しいことはいいこと」「新しいほど破邪効果が高い」と考えた氏子中の願いの表れかも。

=吹田市役所前BS/阪急吹田=柴島→柴島神社→崇禅寺→中島惣社→JR新大阪=岸辺/JR岸辺北口BS=。

今日の総歩数 5,774 歩    ̄|△| ̄   ルートマップ省略