青貝山未到痛恨残念  2020年12月11日

♣ 独 行“箕面市と豊能町の境を歩く” ♣

コロナ禍がここまで続くと歩く場所にも事欠いてくる。オール徒歩でなくせめてグランドパスの利く阪急バスで行ける範囲でと考えてはいるのだが、これまた難しいに変わりはない。また昔歩けた、という思い込みコースは、気ばかり焦って身体が随いて来んというのが実感。〔箕面森町地区センター⇔東ときわ台往復〕でない森町近辺コース。これがあるのだよ、おのおのがた。

いつも箕面森町から東ときわ台方面に歩いているとき、右手に深い谷筋があってそのはるか向こうに妙見さんを望むポイントがある。Google Mapでこの谷筋を通る林道のストリートビューが東ときわ台に続いているのを見て“よし、今日はこれにしよう”ということで。(このときは途中で心変わりしようなど夢にも思わなかった)

森町センターBS11:34.公園からスーパーT店方面を望む。366bの無名峰周辺は今が紅葉真っ盛り。

箕面市水道局のポンプ場(と思う)脇から降りてゆく。

すすき真っ盛り。

Sample

谷筋に下り切ったところに箕面森町里山歩きの案内板がある。ここは「沢渡りの道」への入口。(onmouse or click→拡大:地図上の点線は市町境界?)。これは今日のテーマではない。が、シーズン的には今がお勧めだろう。

この上の道は新たに埋め立てて作ったことがバレバレの“排水口”。地形図で見ると道をくぐった下流は森町公園の涸れ川下流に合流していたようだ。♥今も止々呂美の出耕作地らしく青物の畑や農具小屋がそこここに。

杉檜の植林帯があるが、雑木林が大半を占めるこの辺の山は「里山」を呼称するに相応しい。

杉檜の植栽が谷筋の反対側になると景色が明るくなる。

この谷筋にここ一ヵ所だけある砂防ダム。

これぞ里山。

林道の橋の上で“はい、ポーズ”。(どうもピンボケくさい)

おや青貝山・トンボ池/止々呂美」標識。たしかこの青貝山って岳友のぼやんのBlogでよく見かけた山ではなかったか?

行かずばなんめえ!東ときわ台道はそっちのけで谷筋の本流に沿って!今まで簡易舗装だった道は途端に地道。

途中で見かけた「青貝山 山友会」こんなお遊び心を見せられたら後戻りセーという方が無理。

ここで下へ降りろって。「青貝山って書いてあるもんな。ちなみに真っ直ぐはトンボ池経由天台山・光明山」だって。

谷筋を対岸に渡る。橋は金属製。傾き加減で危なっかしいが何々、至極頑丈。手摺まで付いている。あの火野正平さんでも大丈夫。

分岐。←↖青貝山15分」。何が15分じゃ!(後刻嘆き節)2倍はかかった。

鉄塔直下の木の桟道。これってキライだ。が、眺めの良いのは大好き。

標高330bの高圧鉄塔直下から西望(微北)。遠く霞むは(どこじゃろな)。右向こう中景の存在感のあるのは(多分)高代寺山。因みに青貝山頂上は標高391b。

ここから(標高差あと60b)が厳しかった。同じ厳しさでも幾つか若かりし頃は♪花も嵐も踏み越えて♪行けたのだが、最近の乃公ペースを考えると、ヤバイか? どこかから「無理スンナヨ」という声が聞こえる。立ち木を杖代わりに休み休み暫く登ると やや平ったい所に出た。赤い標示が目を引く。その表示が(次↓)

何と「山頂●ここ◇→下山」。これをみてガックリきた。つまり「あともう少し登れ」そして「下山はその向こうではなく、今来た道を戻るのだ」という訳である。『もう少し』が応えた。“もうええわ。やめ。”

昔だったら道なき道を薮漕ぎでもやって尾根伝いに森町へ出る方法を選んだであろう乃公だが、さすがにそれは最早望むべくもない。ボチボチと戻るしかない。アーア。でも言ってられない。下りは落葉で滑落の危険あり。見回すと使い込んだ手頃の木の枝が杖代わりに何本か置いてある。欲も得もなくその一本を手にして下りにかかる。

下り道。もう途中で写真撮る余裕もない。どうせ同じ道だもンな。

天台山分かれで世話になった杖に汗グショのCapをひっかけて記念写真。ここに無慮数十本の杖が並んでいた。

東ときわ台道合流点まで戻ってくる。地道が簡易舗装になる。杉檜林で暗い。

出たところ〔〕 まるでトンネル。左上は豊能町の配水池。

〕東ときわ台への出口。明暗の差が激しすぎてまともな写真にならない。

Sample

東ときわ台。さ、ここから街歩き。目の前に高代寺山。

そして出発点に戻ってくる。遥か遠く妙見山の「星嶺」が…よく見えない。13:45、略2時間強かかった。

“2時間強かかった”って。2時間しか歩いてないのだ。情けない。。。超遅昼ネタをスーパーT店で仕入れ、例によって公園のベンチでゆっくりしたためる。コンビニFMでコーヒーを買って丁度来たバスに飛び乗り、本日の予定終了。

今日の総歩数 14,327 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら