台風10号一過猪名川快晴  2020年9月8日

♣ 独 行“田能周辺の春日神社を巡る” ♣

たしかあれは3月15日だった。草津線手原駅から琵琶湖線栗東駅まで歩いたのは。それ以来大阪府外へは一切出ず、逼塞を重ねて今日までほぼ半年。台風10号も何とか関西は無傷で今日の快晴を迎えたことでもある。さぁ、と考えたものの、近江路の式内社はますます遠くなりつつある。というより遠いところが残ってしまった現在敷居が高い。まずは肩慣らし?にと北摂の春日さんのうち勝手routeで最短距離を選んで出発したのが今日のコースである。

14:29宝塚行きが猪名寺駅を発車。

JR宝塚線猪名寺駅正面。

上園橋を渡る。遥か遠く箕面連山。

上園橋北詰左にこんなのがあった「図根多角点/尼崎市/04015/三級基準点」。まぁエェ まぁエェ。

田能春日神社。明治39年素盞嗚神社と恵比寿神社を合祀して春日神社とし、昭和35年に奥津彦神社を合祀したという。そのややこしい来歴の象徴か、狛犬が3対。尼崎市の保護樹林の立札があるが社叢と呼ぶに程遠い。

境内社の田能恵美須神社。

右背後は愛宕社 らしい。何の表示もなく、社名はweb情報が頼り。

市の農業公園の片隅にある五輪塔。公園とは関係ないようだがエライ立派。

猪名川橋を渡ると配水場。すぐ右にあの田能遺跡がある。今日は橋を3つ渡ることとなる。

遥か遠く六甲を望みながら猪名川の堤防道を行く。結構暑いが我慢できないほどではない。

口酒井の在にかかる。流路工事などで出たのであろう石の仏さんたちを祀っている。

そして道なり右へ春日さんの参道。

口酒井春日神社。口酒井の在は2つの寺を中心に猪名川左岸に成立したもののようだが、川を挟んで中の島側(今浄水場になっている)にも口酒井の字がある。かつてはそちら側に坐したものを天正8年(1580)に現在地に移座したと伝える。覆屋内に坐す本殿は県の有形文化財に指定されている。

神津大橋。

大橋の上から北望。伊丹駅付近を経由して流下した駄六川の合流点が左向こうに見える。

大橋から南望すると猪名川の本流が左に、藻川が右に分流するのが見える。この突端から再合流点まで直線で凡そ4.5`。横幅最大は約1.4`の“中之島”である。突端を横切るのは〔たぶん〕水道橋。

駄六大橋。ここから駄六川沿いに(左向)遡上する。

Goal・伊丹駅到着。15:41

Google Map上で〔4.9`=1時間少々〕とふだん目安にしている距離の半分にも満たない。距離的には物足りないが、久しぶりではあるし、暑い中のことではあるし、汗もしっかりかいたし、これで帰ることにしよう。

今日の総歩数 不明(4.9`÷0.65≒7,500歩)    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら