雲一つなく微風爽快な散歩日和  2020年6月7日

♣ 独 行“味舌天満宮を訪う” ♣

味舌は「ました」と読み旧三島郡の古い集落。今や摂津市の一部をなす。

百有余bの参道。ふつう一の鳥居の定位置に社名碑「天満宮」

社頭の説明板にはこうある。「味舌天満宮本殿・摂社八幡神社本殿 現社殿は、大和柳本藩主織田大和守尚長が寛永十二年(1635)に造営したものである。/尚長は、織田信長の弟である長益(有楽斎・茶道有楽流の祖)の五男で、味舌(現在の正雀3丁目付近)で生まれた。」(後略)
ㅤまた攝津名所圖繪にはこう記す。「味舌神祠(ましたのやしろ) 一座は味舌上村にあり。祭神牛頭天王。一座は味舌下村にあり。祭神は八幡宮。此地は織田有樂齋出誕の地なり。信仰により今天満宮を祭る。」(後略)

Sample

境内摂社・八幡宮。天満宮の本殿ともども大阪府の指定有形文化財。大きさは違うが形式は同じ(一間社流造)。

天満宮本殿向かって左側壁の様子が onmouse-up

山田川に架かる「ゆのき橋」。遠く味舌天満宮の社叢が見える。

ゆのき橋畔にこの「八幡宮趾」碑。味舌天満宮には明治末に下垣内の八幡神社、正音寺の八幡神社などを合祀したというから その何れかだろう。

JRの下をくぐる、名付けて「ガード下」。コンクリ天井が低く頭をぶっつけそうで 屈んで歩いた。雨で冠水すると通行止になるらしい。因みに2.1bは車道であって人道は1.7b未満。

ガードを抜けたら「健都すこやか通り」。高層マンションの向こうが循環器病研究センター。あそこまで900b。

千里丘いずみやで一息ついて 来し方展望:左コーラ社;右循環器病研究センター方面。左遠く生駒山。

=JR岸辺北口BS→正雀駅南踏切→薫英女学院→味舌天満宮→(山田川沿い北上)→阪急ガード下→JRガード下→コカ・コーラ社→千里丘いずみや→山田南BS=