ターゲット二つとも外れた  2020年1月4日

♣ 独 行“黒川からときわ台へ” ♣

正月早々訳の分からないタイトルで甚だ恐縮だが、歩いた本人がわかっていなかったというお粗末なウォーキングを紹介する。話は数日前に遡る。12月に能勢の式内社2社を歩いたとき、これでは野間社1社が蚊帳の外だな、と。阪急バスの乗換だけで行けるルートを調べておいたのだが、この季節帰宅が17時を過ぎると暗い。大体暗いのが嫌いな性分なので逡巡していたのが実情。今日になってふと、SSさんが菊炭の話をしていたのを思い出し、調べたルートの途中に何とやら菊炭云々というのを見かけた。それ、というわけで11時過ぎに家を飛び出したわけである。(吹田市)⇒千里中央(豊中市)⇒箕面森町(箕面市)⇒黒川(川西市)下車

(箕面森町地区センターバス停)

さ、一日2本しかないバス。地区センターの時刻表には「支所前→妙見口駅→地黄局前経由→倉垣→奥山内→和田経由→奥田橋(循環)」とある。

ケーブル前の次は黒川BS。ここで下車。13:13。ここは何と兵庫県川西市。黒川と言えばダリヤ園が有名だが季節ではない。道は国道477号線。

バス停すぐにあった曹洞宗のお寺・徳林寺。妙見口駅近くのお寺も屋根が同じだった。菩提樹が何とやら書いてあったがpass。

そこから黒川(この黒川は川の名前)向いて降りてゆく道すがら山茶花満開。

更に行くと門柱に「三田市立/黒川小学校(休校中)」右は「三田市/黒川公民館」の二つの看板。木造校舎が懐かしい佇まい。地域住民の要望で「廃校」ではなく「休校」なのだという。

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ダリヤ園はまだ向こう、という表示板で在り場所でも見ておこうかという仄かな第2ターゲット雲散霧消。ここから川沿いの道に下りてケーブル駅前に戻ることにする。

黒川公民館BS前。そう、ここは黒川左岸沿いの兵庫県道・大阪府道605号国崎野間口線。(さっき来た国道は右岸で山の中腹沿い)背後に妙見山が見える。あの下へ。

ここ(左写真)とここ(右写真:200mほど旧道)の間に今日の第1ターゲットだった菊炭云々があったのだ、とは帰宅後GoogleMapに当たって確認できたこと。歩いているとき意識はしていたのに、手許にMapがなかったから、なんてことを言い訳にしたくはないが。あーあ、折角来たのにな。

里山浄瑠璃の語りの名人と伝える小畠弥蔵の記念碑。

棚田の中にあってひときわ目立つ石灯籠。(能書きは何も見当らなかった)

国道と府県道合流点からケーブルを見上げる。

少しわき道から。ススキの向こうに妙見さん。

妙見の森ケーブル黒川駅。12月早々から3月中旬まで運行休止しているが、年末年始は大晦日から明日1/5まで動いている。ちょうど降りてきた若いカップルが振り返って「あそこに登ってきたんヤ!」。歩いて登ったんやろか。

「御山二十一丁」の町石はお山への入口鳥居下にある。旧上杉尾根?(間違ってたら乞ご教示)

峠越え地点は大阪府豊能郡豊能町と兵庫県川西市との境界。左上は上杉池。

上杉池南岸の灯籠

R477からの分岐近くにあった「御山二十二丁」の町石

吉川花折道祖神

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吉川八幡神社参道別れ。花折街道碑や道祖神像などすべて当地特産の吉川高代寺山石で作られていると念入りに● ● ● ●注記されている。

高代寺山別れ。高代寺への一町石があり、ここから寺まで十二町と記されている。背後がその高代寺山(488m)

余程ここで一駅電車に乗ってときわ台駅でバスを拾おうと考えたが、一駅ぐらい歩かんカイ!とどこかで声がしたので、西方寺から旧道を辿り、ときわ台の支所前BSで1時間1本の「豊能町コミュニティ豊能町リレー便(箕面病院行)」を拾って→箕面森町→千里中央→と帰途に就く。

今日の総歩数 (約5.1km÷0.65≒)8千歩弱    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら