万博公園紅黄葉はじまる  2019年11月12日

♣ 独 行“大阪万博ビフォーアフター展はもののついで” ♣

「万博公園が我が家の庭」と豪語している乃公にとって今日は出費多端の日であった。ここのところずっと250円だった入園料がいつの間にか10円アップしており、加えてB-A展特別入館料が500円ときては一瞬戸惑った。でもナ、半分はそれがために出向いたことでもある。おゼゼのこと言うてる場合か。入らざァなんめえ。

いつにかわらぬ太陽の塔。団体さんが大勢記念写真を撮っていた。

万博開催中は「鉄鋼館」、今や「EXPO'70パビリオン」となっているのは夙に承知だったがそれが今回のB-A展会場。

モノ展示でやはり、というべきか日本館関連が最も多い。@夢のリニアモーターカー? 因みに

A聖観音菩薩像

B埴輪群

形あるものを浚えて撮ったつもりだが、驚いたことに日本館関連以外の5点すべてピントが来ていなかった。これって何だったんだろう。左からギリシャ・ウガンダ、あと3点は国名すら読み取れない。

すべてストロボ発光無しで撮るとこういうことになるという見本。この展示会を見て思ったのは“モノ展示”よりもこのような写真展示がピンとくるように思う。「モノをして語らしめる」とはよく言うが、パビリオンの中で展示されていたものはそのパビリオンに入らなかった人には想い出のよすがになり得ないのだ。それに比べて群集や建物を撮った写真は不思議なことに二次元の世界であって三次元ならぬ時空を超えたいわば四次元の世界に乃公を羽搏かせてくれた。

会場前の平和の鐘。「世界絶対平和萬歳」と刻印がある。国連本部にあるもののレプリカ 

夢の池ではサイクルボートに興じる人が見られた。ただ池面には水藻が繁茂していて見苦しい。係員は「取っても取ってもまた出て来る」と嘆いていた。

ここから西出口まで横断。民博南縁では紅葉が進んでいてカメラマン数人が右往左往していた。

西大路のドン突きより東望。これではよくわからないが、歩いての実見ではプラタナスの樹列が軒並み背が低くなっている。通りかかった森のトレインの車掌さんに聞いたら「あぁ、台風で折れたんですよ」。樹高が約半減?したためか、夕陽どきになっても道がそれなりに明るい。

西口から三ツ辻へ出るが丁度のバスが無く、結局家まで歩くハメに。途中ボヤ事故のあったKホームセンター再建が進んでいて鉄骨が組上がっていた。Iスーパーも完成間近。旧san-efu建屋は取り壊し真っ最中。歩くと色んな市井情報に出くわす。