近江路はコスモス路  2019年10月7日

♣ 独 行“旧栗太郡式内社を歩く” ♣

旧栗太郡とはいまの栗東市・草津市と大津市の一部を含む地域。延喜式には「八座・ 大二座小六座」とあってそのうち3社を巡ろうと勇んで家を出かけたり♪。しかるに、だ。(Blogにも書いたがタブレットを手放しスマホも未入手のうえ唯一の手がかり・プリントしたMapを忘れてはどうしようもない)“エィ現地で何とかなるやろ”。それも甘かったことが追々判明する。略1年近いブランクののち喜び勇んで歩いた一部始終をまずはご覧あれ。

13:01草津線手原駅下車

駅前近く稲荷神社。因みにこの辺り左右に旧東海道跡

駅構内の案内所で今日のターゲット五百井神社や小槻大社などを聞いたが特に前者についてはご存じなく、貰った観光地図にも記載がない。仕方がないから“ま、歩いてみっか”でスタート。。
ㅤお稲荷さんの道をまず南行。R116で左折してバイパスをくぐりしばらく行くが「これは違う」。バイパス沿いに南行して教職員住宅の近所で道を聞くが何方もご存じない。栗東インターが見えたのでその近所で出会ったお兄ちゃんにきいたら、「五」は判らんが「小」はインターの下をくぐってあと名神沿いに行って向こうで聞け、と。

ここはインターをくぐってから振り返ったところ。ここから左へ行ったら「五」つまり五百井神社に行けたのにとは帰宅してからわかったこと。アーア

この時は知らなかったから「左へ」でなく右へ名神沿いに西日を受け延々歩く。途中このお寺「安養寺」前を通る。写真を撮るのが精いっぱい

小山を越えてR117に出たらここ「栗東市出土文化財センター/和田古墳公園」中央看板向こうに古墳開口部が見える。左はセンターの本館

★これが五百井いおのい神社(写真WEB上より拝借・謝)。左記センターからでも1km足らずで行けたのだと。(あとからでは何とでも言える)

金勝こんぜ川を渡ってしばらく行くと下戸山しもどやまの在。あった、社名標柱、向こうには・・・

一の鳥居

参道傍に咲く秋桜、または大春車菊、もしくは、コスモス。今年初めてみたいな気がする。

石碑には「小杖社」、側には「これより奥は神社の参道に付/車両は通り抜け出来ません/小槻大社」

境内の小槻大社古墳群(古墳時代中期から後期の円墳・方墳)。上に龍王社が鎮座するという

今日の第@(ホントは第Aだった)ターゲット・小槻おつき大社。祭神は於知別命おちわけのみこと、大己貴命。左から二の鳥居、舞殿、拝所と本殿

実はこのとき中年のご夫婦がお詣り真っ最中で15分がとこ待たされた。こんな信心深い方もいらっしゃるのだ。

本殿前狛犬阿形

境内のご神木

地区の墓地内に「下戸山古墳」(古墳時代中期の円墳)

北へ出外れて草津川沿いに西北行し、

橋を渡る。実はこのコースは遠回りだったことが後で判明。遠く三上山

青地町志津地区に入って名神の際まで戻るとこの大きな看板が

あの大きな樹を左に回り込んだら

このお社=神明宮=ターゲットではありません

来ました。小槻神社。社頭の能書です。碑面右の影部分には「小槻神社由緒」と書いてある。

境内

今日の最終(第BかAか)ターゲット・小槻おつき神社。祭神は於知別命、天児屋根命。左から社頭鳥居、舞殿、拝所と本殿

Sample

ここでセルフタイマーをかけ損ねて10枚近く無駄をしました。onmouse-??

社殿は略西向き。向こうの南鳥居に回ると遠くなるので引き返して一路JR南草津へ。途中子供連れのお母さん連に「駅まで歩くの?」と仰天された。行程3.5km

1時間弱かけて16:51南草津駅到着。単純計算ではこの行程 2時間13分プラスα≒2時間半で済むはずが3時間半を閲したのである。迷ったこと以外にふだんしない「道尋ね」をしたことも与っているかも知れない。

予定は手原駅あたりで弁当を仕入れ途中で食べて、という積りだったのだが、弁当類を売っている店が見つからなかった。加えて道探しで空腹を感じる暇がなかった。考えるまでもなくよくあったパターン(奈良回りで頻発)。ポケットに入っていたチョコ数片がなくなっていたのでお腹を騙せたか。いずれにせよ汗ぐしょで久しぶりに帰宅後帽子を洗った。もひとつ。無いことだが左足裏にマメが出来ていた。なまっとる。歩かんといかんなァ。

今日の総歩数 不明    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら