今年の式内社巡りは一向に意気上がらないものあり。骨折は別として、基本風邪基調の上に最近出てきたメニエルっぽいもの。ふらふらするとY子さんならずとも心配になるだろう。そう、自分自身大丈夫かと逡巡するのだから。でもこのベースの上に乃公の“それなりの”健康があるのだとすれば、それと相談しながら付き合っていくしかない。
ㅤ1、2月初旬歩いたんだし、3月も一つボチボチと参るか。
＝近鉄御所駅（コミュニティバス）＝宮戸バス停→吐田神社→葛城一言主神社→葛木水分神社→多太神社→長柄神社→名柄バス停（歩）→近鉄御所駅＝
近鉄御所駅前に市のコミュニティバスがくる。2ルートで1日6本。2時間おき。これが..(>_<)
最初の目的地のそばには行かないので「宮戸」バス停で降りる。家があっても“田園地帯”だ。
すぐ道端にお宮さん（神社というよりも）。onmouse-扁額up。式内社ではない（為念）。
「吐田神社」の扁額？あり。これは何と「ハンダ」神社と読むのだという。
森脇の街中に一言さんの一の鳥居。ここから参道が500ｍ近く山際まで伸びる。
参道は県道30号線を潜る。というよりR30が参道を跨いでいる。若いが風情ある杉並木。
今日の第一ターゲット・葛城一言主神社。左から二の鳥居・正面階段・拝殿（本殿は隠れて窺い知れず）。【大和名所圖會】葛木坐一言主神社（かつらぎにいますひとことぬしのかみのやしろ） 森脇村にあり。長柄・豊田・宮戸・寺田・多田五箇村の氏神なり。（中略）當社は〔延喜式〕〔神名帳〕に出づ。（後略）
一言さんの象徴であり名物である「乳銀杏」。昨今樹勢の衰えが取り沙汰される。
かつての大阪G楽友WKさんの夫君の名を見つけた。
ここから一路2番目のターゲットを目指すが、Google Mapは非情にもドライブウェイを歩けと指示する。1ｍあるなしのサイドウォークでは、対向車両が来るたびに 立ち止まってやり過ごさないと怖い。
この道は大阪へ抜ける「309↑／富田林17km／千早赤阪11km」国道309号線。
ようやくドライブウェイを外れると「左こんかう山」の碑。デジャヴ⇒（過去ログ）。
御所市関屋の家並み。
国道309号線の旧水越峠分岐。旧道（右）は「車両通行止」だが、いざ進め。
斯くして今日の第二ターゲット・葛木水分神社に到着。左から正面鳥居・絵馬堂（拝殿）・本殿。【大和名所圖會】葛木水分神社（かつらぎみこもりじんじゃ） 関谷村にあり。〔神名帳〕及び〔三代實録〕に出づ。標高242ｍ。デジャヴの「祈りの滝」へはまだ1.5km突っ込んで標高差170ｍがとこ登る。
ようやく下り道になってホッ。野の花にカメラを向ける余裕が出てきた。↑関屋の街中で↓。
関屋の街を真っ直ぐ東向きに下ると名柄、そして多田の在所。。
御所市多田に坐す多太神社。（ただし奈良県神社庁のリストには「ただ」と振り仮名されている）【大和名所圖會】多田神社（ただのじんじゃ） 多田村にあり。〔神名帳〕に出づ。今荘神（しょうのかみ）と称す。
そこから西北行6分で今日の最終ターゲット・長柄神社。名柄の町の中心に社叢がひときわくっきり。
式内・長柄神社。【大和名所圖會】長柄神社（ながらのじんじゃ） 名柄村にあり。〔神名帳〕に出づ。
これで今日の予定完了。さて、と気が付いてコミュニティバスの時刻表をみたら名柄バス停発15：12。時計を見たら、な、な、なんと同時刻ではないか。時計は言うのも烏滸がましいが正確無比。唯一の頼みはバスが渋滞か何かで遅れてくること。急げ急げ。バス停までのこの300ｍのいかに長かったことよ。おまけにこの300ｍの標高差が10ｍ強。今日のここまでの行程7.4kmが応えること。バス停に2分後に着いたが、バスが居るわけないよナァ。
しばし考える。このR30には奈良交通のバスは走っていないので、東方の24号線まで歩かねばならん。そこまで歩いてもバスの時間が保証されるわけではない。次のコミュニティバスは16時56分で略2時間待ち。dtabで調べると、御所駅まで3.9km徒歩48分と出た。2時間待つより48分歩いた方が早いやン。阿呆の考え休むに似たりではないが、休んでいる暇はない。即歩き始める。
途中で見かけた満開の白梅。快晴下の葛城山頂をバックに1枚。下部の猪除けのトタン板がジャ・・いやいやこれが当地の生活なんだ。
水越川沿いに葛城川へ出、R24を北上すると鴨都波神社。16：00
御所駅16：10に間に合った。尺土で阿部野橋行の準急に乗り換えて今日の予定終了。
最終のこの＋αが少々応えはしたが、それなりの調子で御所駅に帰り着くことができてホッ。ただdtab搭載の万歩計「accupedo」の調子がもう一つの様で、今日も1万2千ないのかい？単純計算でも（11.3×1000÷0.7=）1万6千を超える筈だが・・・
今日の総歩数 11,486 歩？ ￣｜△｜￣ ルートマップはこちら
