青空に映えるヴォーリズ建築 2014年10月19日

♣ 二人行“近江八幡にヴォーリズを訪ねて” ♣

この催事は今月いっぱいで、すでに日程の半分以上が経過している。聴きたかったステージや講演もあったのに毎週末の台風やらなんやらで果たせず漸く今日になった。ここ数日続く快晴のもとY子さんともども快適な近江路散策の一日。(以下ヴォーリズをWMVと略記する)

ヴォーリズは日本中に1,500以上の建築物を設計するなど建築家として有名ですが、伝道、医療、教育、製薬販売事業、音楽や詩作、国際交流など幅広い分野にたいへん多くの実績を残しています。ヴォーリズ没50年のこの機会に、彼の生涯や功績等を知り、そこに流れる「いのちへの眼差し」に触れてみませんか。ヴォーリズ建築物が全国でも例をみない数で存在する街・近江八幡の旧市街地および安土の同建築物や展示・イベント会場を用いて、建築図面の公開を含むパネル展示やシンポジウム、講演会、文学・美術・音楽・映像など幅広い分野の記念企画展を開催します。(W.M.ヴォーリズ没後50年記念実行委員会事務局のパンフレットより)

まず最初に目に飛び込んだのは近江八幡教会の塔。旧八幡教会はWMVの設計だがこれは違うらしい。

その教会に並んで アンドリュース記念館。国登録有形文化財

その対面に 旧近江兄弟社地塩寮。現在は近江八幡教会の牧師館

仲屋町西勝酒造の旧酒蔵 酒游館

お隣の 旧八幡郵便局

そしてこれぞ代表格 白雲館。日牟礼八幡宮大鳥居の前という最高の場所に存在感。国の登録有形文化財

二階展示スペースに、WMV作詞のわれらがカレッジソング日本語訳と作詞事情の説明板 Click→拡大

白雲館真正面の日牟禮ひむれ八幡宮大鳥居

その向こうに八幡堀。右向こうの蔵の下で日曜画家のイーゼル林立

市立資料館 旧伴家住宅ここは現役の資料館でWMV関連ではあまり・・・であった。市指定文化財

一時間余かかって順番が来た午餐場所。本来は牛肉店。店内に昭和30年の価格表『百匁○△円』が展示されていて思わず頷いてしまった

ヴォーリズ記念館(一柳記念館)WMV夫妻宅だった。県指定文化財

ここが近江兄弟社学園。左写真は教育会館およびハイド記念館。ともに国登録有形文化財で、この西門右向こう木間隠れに見えるのがそれである。
ㅤ右は教育会館1階ホール。WMVが導入した古いハモンドオルガンが健在で、ホールに讃美歌「HEIWA」(WMV作詞作曲)が響いていた

Sample

学園本館。正門前から仰ぐ。高く「Vories」の文字が誇らしげ。 onmouse-新月会(=関学GleeOB)この建物の5階にある平和礼拝堂での演唱。コンサートは会衆ともども「HEIWA」を歌って締め括られた。

新月会のステージが終ると釣瓶落としの秋の日暮れではないが もう夕方。学園前バス停から一生懸命?帰途に就いたが帰宅はちょうど19時。快い疲れ。

今日の総歩数 9,026 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら