北海道の屋根・大雪を歩く  2014年7月16日

♣ きょうだい旅 “北海道・宗谷から洞爺まで” 6日目 ♣

     

本日のメインイベント・北海道の尾根・大雪を歩く! こう言うとこの広い山系を股にかけた勇ましい姿を想像するが、何々、後期と前期の幸齢者5人ではそうもゆかない。雄峰旭岳・2,291mのピークを仰ぎ見ながら1,600m〜1,670mの旧爆裂火口跡にひろがる池塘と高山植物群を訪ね歩くのが精いっぱい。でも北の地で、近畿で言えば大台ケ原に匹敵する高所を歩き回る快適さは何物にも換えがたい。この地へ旭川の市街地から車で70分余、ロープウェイ10分、都合1時間半もあれば来れる、って贅沢だよね。

湧駒荘ゆこまんそう出発。

♪今日は登ろよあの頂へ♪〜〜いえいえ頂上へは登りません。右上の矢印は積雪時の路肩を指し示す標識

大雪山旭岳ロープウエイ山麓駅(1,100m)出発。

終点・姿見駅(1,600m)ではガイドツアーの説明中。 案内マップの緑から茶色に変わるところ、つまり森林限界にこの駅はある。

クリック拡大 (このマップは当ロープウエイのホームページからお借りしました。謝々)

第一展望台へ向け出発。

ヤマハハコ(山母子)?

エゾコザクラ(蝦夷小桜)

エゾノツガザクラ(蝦夷の栂桜)

チングルマ(珍車)

コメバツガザクラ(米葉栂桜)

エゾイソツツジ(蝦夷磯躑躅)

ミヤマリンドウ(深山竜胆)

チングルマの群落

イワブクロ(岩袋)

鏡池に映る旭岳

エゾリンドウ(蝦夷竜胆)

第四展望台にて。左擂鉢池、右鏡池、あわせて夫婦池。

遠く当麻とうま岳、安足間あんたろま岳方面

Sample

旭岳大崩落地の噴気孔に近づくと なぜかハチ(アブ?)が画面に飛び込んだ。onmouse-up

姿見池に映る旭岳。わが姿を見ることは叶わなかった。click-微拡大

姿見展望台で「愛の鐘」を打つY子さんと手を合わせるFIさん

第五展望台にて

南西方向に遠く十勝連山を望む(左手前はトムラウシ?)

Sample

旭岳ピークには登山者のシルエット。onmouse-up 右端の長方形は多分「金庫岩」。

第五展望台から姿見池と石室を見下ろす

ハイマツ(這松)

ハクサンチドリ(白山千鳥)

周遊路散策を終えた一同。おつかれさん

下山後 山麓駅から歩き、ビジターセンターを見学したのち旭川に出る。新聞に「田んぼアート」の開催が報じられていたので探し当てたのがここ↓。

左から アオサギ、ニホンアマガエル、スズメ、ニホントカゲ、アカトンボ の5種の動物を種類の異なる稲を播種することによって表現したもの。そう、これ、全部、稲なんだ。

「たいせつ(大雪)JA田んぼアート2014」標識

これを見るためにつくられた仮設展望台

さらに富良野線に沿って30kmばかり南下すると富良野。そのトバクチにある「かんのファーム」に立ち寄る。

この類の農場はあちこちにあるが、ラベンダーをメインにし、比較的粗放に近い“ファーム造り”をしているとおぼしい当園に共感の声が聞かれた。

ヤナギラン(柳蘭)

かくして本日の予定終了。あとは上富良野町日の出公園オートキャンプ場に歩を進め、今回2度目のコテージ泊となる。

今日の総歩数 (電池切れにて不明)    ̄|△| ̄   今日のルートマップはこちら