滝畑四十八滝再々訪  2012年7月21日

♣ AZハイキング第134回例会 “滝畑四十八滝の散策” ♣

今日はメンバー・NGさんのお力添えがあって、河内長野ボランティアガイドの方々のお世話になった。女性2人を含む5人の方々。お世話になったのはメンバー家族を含めて19名。罪深い乃公は思い出すまいとしても2年前のドジを想起してしまう。正直なところあの時ほどの馬鹿元気はなくなってきているので、あとは知ったかぶりをする悪癖が出ないよう自戒しながらのスタート。
 バスの本数が極端に少なく、終点二つ前のバス停下車時は11時半を回っていた。

滝畑ダムサイトに入り、滝畑ふるさと文化財の森センター前で下車。振り返るとダム湖の東方はるか岩湧山ピークが見える。あそこは標高897m。ここは310m。

ダム建設で水没の運命にあった旧梶谷家住宅はこのセンター内に移設された。屋根は岩湧山のカヤトで葺いているという。右奥は資料館。

敷地内に集められた不食ふじき供養碑。滝畑には50ほど残るという。紀北に多い江戸時代の講の一つで、多くは女性が現世安堵や極楽往生を願い、月1回一日の断食を行った。この板碑はその3年3ヵ月の満願を記念して建てられたらしい。

センターを出て滝畑南望。ダム湖にかかる橋は夕月橋。ここから谷の入口の観光農林組合レストランまで1.5km。途中でSSさんにちょっとしたアクシデントがあってヒヤリとしたが、爾後の行程をなんなくクリアされ、まずは一安心。

Sample

ツバメもそろそろひと休みの時間。入道雲が空の風景を形づくる。

道すがら、とあるお屋敷の屋根庇に小鳥の造り物。縁起物だろうが、詳しい方、教えて下さい。onmouse-up

観光農林組合前の河原には相変わらず長大なテントが張られ、水遊びに興ずる人たちが。8月の土日にはここが満杯になる。ここは大きな駐車場もあって、上流より若干暑くても利用しやすいらしい。

谷道の入口。気温表示は28℃。たしか一昨年は31℃だった。

出合橋から。右が本流で左は紀泉山脈と岩湧山の間を流下する千石谷。明治中期にはこの辺に小発電所が造られていたという。

ややあって光滝寺キャンプサイト。ここで諸施設利用料名目で@100円。ガイドのお話では滝谷地区の諸施設は高齢化した地区民すべての手になりそして運営されている。こういうことは利用する皆さんの協力なしには出来ない、と。過ぐる年、別グループで来たとき問題になったことを思い出した。写真は売店脇で盛りを迎えているアジサイ。

光滝(こうたき)三景その一。

光滝三景その二。

光滝三景その三。

光滝の前でマイナスイオンを浴びながら昼食のひととき。一昨年はここでイワタバコの花を見たっけ。

ややあって光滝をあとにし、荒滝へ向かう。荒滝キャンプサイト手前で河川渡渉するボク。

荒滝二景その一。

荒滝二景その二。

荒滝を後にして戻りにかかった途端、冷たい風が頬を撫でる。ガイドさん曰く「一雨あるかも。急ぎましょう」。でも幸い雨には逢わなかった。写真は盛りを過ぎたネムノハナ。

観光農林組合レストランに着き、アマゴの塩焼きで今日の打上げ。いろいろお気配り頂いたガイドさんに感謝。滝畑ダムバス停から河内長野駅へ戻って今日の予定終了。写真はバス停にて。

今日の総歩数 16,612歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら

応接室にK大人ご来駕
 

行程及び参加者

 

光滝でガイドさんを交えて