錦織公園の梅と水仙を訪ねる  2010年2月27日

♣ AZハイキング第105回例会“錦織公園の梅と水仙を訪ねる” ♣

錦織にしこうり公園は、羽曳野丘陵の地形をそのまま残し、河内地方の里山風景と植物や花を楽しめるようになっている という惹句の通り、65ヘクタール余という広大な敷地は歩き応えがありました。とはいいながらちょっとした尾根歩きは避けて遊歩道に足が向いてしまったのはどうしたことでしょう。一周して公園巡りを堪能した後、廿山つづやまトンネルを抜けて近鉄長野線方面に出、錦織神社に参拝後恒例の打上げとなりました。


寺ヶ池。

大きな溜池でここは河内長野市。


黄梅(オウバイ)を生垣のように植え込んでいるのをあちこちで見かけた。


錦織公園北入口。

金剛駅から約半時間の道のり。


峠のつり橋


三椏(ミツマタ)


河内の里の水車


河内の里に咲く水仙。向うに里の家と紅梅。


里の家にて白梅。


里の家にて紅梅。


里の家にて蝋梅(正しくは“ソシンロウバイ”)


里の家にて馬酔木(アセビ)


里の家にて山茱萸(サンシュユ)


やんちゃの里。ここで早めの昼食。

滑り台で子供たちが遊んでいたのでついつい乗せられて(アラコキの身で)滑ってしまった。

向うの青い曲がりくねったのがそれ。


赤穂池。

背後の奥の池と二段になっている大きな溜池。


南入口でU-ターンしてここ梅の里へ。

こうやって見ると三分か五分咲き? 花が写らない。

立地は谷間ですり鉢状にうまく整地してある。


梅の里の縁の高所にあった堂の山古墳。

一辺約10mの方墳で石室が二つ。

陰でお鍋を楽しんでいる方が約2名いらした。

説明によれば終末期(7世紀頃)の古墳だそうだが、竪穴式というのが珍しい。この頃のものは殆ど横穴式だと思っていた。


梅の里で比較的大振りな一株“道知辺”(みちしるべと読むのかな)。


ドレミの小橋。

鉄琴が橋げたに仕込んであって、右がふるさと、左が七つの子だったかな。

いっときマレットを手にしたメンバーが走り回っていた。

うまく弾けたんだろうか。


公園のほぼ中央高所(標高約160m)にある展望台から金剛葛城連山を望む。

両方とも雲に隠れているが、真ん中の山の切れ目が水越峠。

右方の黒い山は嶽山だけやま


錦織公園の七不思議の一、

“道が四つしかない五つ辻”

(あとの六つの不思議は無責任ですが知りません)


錦織神社。名前は聞いていたが詣でたのははじめて。

社殿創建は室町時代で長らく「水郡天王宮」として信仰されてきたというから、先般訪れた千早赤阪村の水分神社のように近郷の水管理にまつわるお社らしい。しかし明治に数社が併祀されたといい、社殿前の灯篭には「天神社」とあってややこしい。

そんなことはさておいて華美ともいえる社殿の佇まいは素晴らしいの一言。また長く延びる参道も雰囲気があってよい。


PLの塔。

今日のハイキングでは“目を上げれば”かならずこの塔が目に入り、「ここは花火見物にちょうどよい」という話が飛び交っていた。

天気をうらんでも仕方がないが、できれば青空バックに白梅を撮りたかった。でも降るだけの雨は昨日で予定終了だったみたいで、寒くも暑くもなく、2万余歩がとこ歩いたのに、2日前の腰痛・脹脛痛はすべて消えてしまった。これをもって良しとしよう。

今日の総歩数 21,782歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら

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