春日大社から奈良町へ  2008年12月14日

♣ AZハイキング第92回例会“奈良町散策” ♣

日和が心配されたが幸い降らず、いっとき青空も見えるということでホッとした。春日大社境内では若宮のおん祭を控えて子供たちの行列練習があり、ヨーゴーの松などはそこそこにして、しばし見入ったことであった。

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春日大社一の鳥居

神木・影向之松ようごうのまつ。春日大明神降臨の憑代よりしろという。能でもいろいろ謂われがあるらしい。

かわいらしい奴さんたちは毛槍などを振っておん祭の行列の練習中であった。

旧奈良県物産陳列所(重文)

春日大社二の鳥居

春日大社南門

春日大社本殿。無料参拝区域からは神拝所の屋根に遮られてこれだけしか見えない。

若宮神社

新薬師寺門前の鏡神社。怨霊となった藤原広嗣を祀る。

新薬師寺十二神将の一・伐折羅ばざら大将(同寺のパンフレットより拝借した)。

新薬師寺南門から本堂を望む。

新薬師寺門前から東方・高円山たかまどやまの紅葉を望む。

福井の大師こと春日山不空院。新薬師寺の東隣。何で「福井」なんだろうと考えると「不空羂索観音」を祭るので不空院→ふくういん→ふくいん→ふくい→福井と、こうなったんだろうか。ちなみに新薬師寺の所在地は「高畑福井町」。

お昼をとった破石町の蕎麦屋を出ると昨春訪れた“日本のピラミッド”頭塔づとうが目の前。

奈良ホテル隣接の大乗院旧跡の池にはダイサギ(写真)をはじめとする水鳥がいっぱい。

元興寺がんごうじ極楽院。廃屋同然だったものを戦後ここまで修復した。

極楽院本堂背部屋根に見える赤い瓦は飛鳥から移築時のものと伝える。

奈良町庚申堂にぶら下がる赤い「身代わりお猿(申)」。青面金剛を祀る庚申信仰は仏教でも神道でもなく道教に由来するという。 言い伝えによると、人の体の中に三尸(さんし)の虫がいて、庚申の日の夜に人が寝ているあいだに体から抜けだし、天帝にその人の悪事を告げにいくという。 その報告により寿命が決まるというので、人々は庚申の日は、寝ずに「庚申さん」を供養したという。それでも心配な人は三尸の虫の嫌う猿をつるして身代わりにしたと、ま、そういうことらしい。

このあと場所を移して今年度の納めの儀式が行われた。この例会も来夏で100回を数える。みなそれまで元気で居ようと言い交わしてお開きとなった。皆様どうかいいお年を。

今日の総歩数 16,724歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら

応接室にK大人ご来駕
 

行程表及び参加者

 

元興寺

 

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