“草いきれ み顔は涼しき 仏たち”  2008年7月13日

♣ AZハイキング第87回例会“岩船寺から浄瑠璃寺 当尾石仏” ♣

JR加茂駅への電車内で、まだ歩いてもいないのにすでにじっくり汗ばんでいたほどの暑い一日であった。木陰の道を辿り石仏くんたちに久しぶりの対面をはたしたハイキング。が、如何せん、空には入道雲が出て、熱中症の心配をしなければならないような蒸し暑い行程。午後早々にバスで奈良市内へ引き揚げる羽目とは相成った。

(注)例により、画面上でポインタが「指差しマーク」になったらWクリックしてください。拡大画面がご覧いただけます。

岩船寺山門。清々しいこの雰囲気、素敵ですね

本堂前から三重塔(重文)を望む

境内の十三重石塔(重文)

境内の大手毬(オオデマリ)

境内のアジサイ“墨田の花火”?

石仏の道への下り口。しばらく急坂が続く

急坂途中をさえぎる「八帖岩」。ワイドレンズで思い切り引いて撮ったのでデカさがわからなくなった

わらいぼとけのそばに頭だけ出している地蔵菩薩像、一名「眠り仏」。全体は土に埋まって寝てござる

わらいぼとけとして有名な阿弥陀三尊像。左から勢至菩薩、阿弥陀如来、観世音菩薩。
クリックで真っ直ぐ修正した像がご覧頂けます

全体的に浄瑠璃寺へ向かって下り坂。ずーっと簡易舗装の道が続く。ちなみに岩船寺は260mで浄瑠璃寺は160m

途中でわらいぼとけ方面を振り返る。画面中央にわらいぼとけがかすかに望めた。見えない?ならば画面をクリックしてください
ㅤちなみに背後ピークは御本陣山(321m)

からすの壷二尊。左は地蔵菩薩、右は阿弥陀如来。この巨石の二面に彫られている

穀物を搗いた唐臼(からうす)の臼に見立てたらしい。カラスの壷というのは訛りだろう。実態は塔かお堂の礎石?ということはこの近所にお寺があったのか?

この立派な石段を登ると随願寺跡。大きな寺だったんだな、と思う。何の標識もなかったが

アタゴ灯篭近くの民家は槿(むくげ)満開

アタゴ灯篭。防火・火伏せの神様である愛宕神社への参道に作られた案内のための灯篭 だそうな

やぶの中三尊。左は阿弥陀如来、右へ地蔵菩薩、十一面観世音菩薩

首切地蔵のそばに坐します十一面観世音菩薩板仏(これは比較的新しいものか)

首切地蔵近くに咲く花。このあたりシャレにならんくらい暑かった。

首切地蔵の名で有名なのだが実態は阿弥陀如来。いわれは様々でよくわからない。

浄瑠璃寺三重塔(国宝)

三重塔の前から宝池をへだてて浄瑠璃寺本堂(国宝)。九体の阿弥陀如来像をまつるところから九体寺(くたいじ)ともいうそうな

境内の河原撫子(かわらなでしこ)

浄瑠璃寺山門。岩船寺もそうだが山門が素朴

石仏の多くは前に倒れたり、横に歪んだり、あげくのはては地中に埋まったりして真っ直ぐお立ち遊ばしてしるのが少ない。思うに地震や山の崩落などで原型が失われたのではなかろうか。そう考えると探せばまだまだ知られていない野ぼとけがあちこちに埋もれているに違いない。せめて今回 写真だけでも、と姿勢を立て直して差し上げたが いくばくかの供養になったかな?
ㅤ暑くなければもう少し探訪してみたかった今日の野仏めぐりでした。
 今日の総歩数10,253歩

応接室にK大人ご来駕
 

行程表及び参加者

 

岩船寺前にて