玉襷 畝火の山の  2007年2月17日

♣ AZハイキング第70回例会“橿原神宮から畝傍山” ♣

玉襷たまだすき 畝火の山の 橿原の 日知ひじりの御代ゆ れましし 神のことごと・・・(萬葉集巻一・29)

久米寺本堂。なぜか葛井寺(藤井寺)の本堂を連想してしまった。

久米仙人像。久米寺としては不本意?かもしれないが、久米仙人の艶っぽい話がこの寺を有名にしてしまった。
クリックで仙人が拡大

久米寺境内の紅梅。

深田池。カモが無慮数百羽。ほとんどがヒドリガモ。稀にマガモ。一羽だけ居た白鳥はどこへ?

畝傍山を背に橿原神宮

橿原神宮拝殿前でまずは記念写真

登山口まもなくにある鎮守之宮「東大谷日女命神社」。

同神社の狛犬。 click-up

頂上から西方金剛(左)葛城(右)の連峰を望見。

畝傍山頂上の三角点標石(標高198.5m)。

頂上にある畝火山口神社旧社地。
【注】1791年刊「大和名所圖會」に曰く『むかしは畝火山腹にあり。今山頂に遷す』、『西の麓に神祀の址とて石あり』

西麓にある畝火山口神社。「おむねやま神社」と読むのだそうな。橿原神宮よりはるかに歴史が古い。 『畝火山口坐神社(うねびやまぐちにいますかみのやしろ) 祭る所神功皇后にてまします。畝火明神となづく。〔神名帳〕〔三代實録〕に出づ。又宮寺を國源寺といふ。』、『今御旅所といふ。又山腹に馬繋と云ふ所あり。畦樋・大谷・吉田・慈明寺・山本・大窪・四條・小世堂等の氏神なり。(後略)』(大和名所圖會)

北麓にある大師堂。ひなびた佇まいがいい。背後に畝傍山のピークが覗く。

応接室にK大人ご来駕
 

行程表及び参加者

 

橿原神宮深田池

 

畝傍山頂上

 

打ち上げを兼ねた会食その1

 

その2

お山を畝火山口神社へ降りたとたん小雨が降りだし、会食を打上げたときは本降り。その中を腹ごなしにと橿原考古学研究所附属博物館へ出向き、65歳以上無料に気をよくしてお勉強に精を出したのであった。


実はこの日 何をカン違いしたか1時間早く家を出てしまった。畝傍御陵前駅で考えたあげく集合時間までに畝傍山麓を一周しよう、と。おかげさまで?本日の総歩数が2万5千歩を越えるハメとなる。

神武陵入口から畝傍山

神武天皇陵(T)

慈明寺と畝傍山

安寧天皇陵(V)

懿徳天皇陵(W)