快晴の鉢伏自然歩道  2007年1月30日

♥ 独行 ♥

♪空は青空〜♪ではないが、この青空のもと歩かないでどうする。遅出ではあったが、千里中央→小野原東から歩き、清水交差点→宿久庄(川端康成生家)を経て鉢伏自然歩道に入る。ここは何年ぶりか。景色は基本的に変わっていないようだ。

鉢伏自然歩道起点はここ、関西大倉学園正門。左手白い看板の脇を入ってゆく。かつての男子校は今や共学。ちょうど昼休みで明るい声がこだましていた。

左手の墓地を過ぎると風景は一転、明るい雑木林の中を抜けてゆく。明るい。鳥の鳴声以外は風も無く静かである。

茨木の自然歩道は道標が適度に整備されており、歩き易い。全般的にシビアなコースがないのも特徴。ここ前半コースのほぼ中間で昼食にする。椅子がないのでコンビニの助六寿司を立ち食いする。

前半コースのピーク(標高約200m)で小憩

岩阪集落のお屋敷に芽吹いてきたハクモクレンの蕾。抜けるような青空に一つ一つ存在を主張している。

北へ降りると粟生岩阪の集落。同じ粟生でも南西の間谷は箕面市、ここは茨木市だ。山あいの小村落の趣。

集落の急坂を攀じ、稲荷神社前で集落を俯瞰したあと、一転、道は再び雑木林のトンネルに入ってゆく。突然目の前が開ける。畑の向こうに鉢伏山(標高299m)だ。

出耕作地の中を抜け、鉢伏山西麓250mあたりを巻くとあとは北へ抜ける下り道

行程終わりごろ佐保馬場の上へ出る際、ひっそりとしずまった溜池畔にススキが逆光の中、そよぐともなく立ちつくしていた。

いくつかの溜池を見ながら下ってゆくと馬場集落の上。遠く阿武山を望む。

馬場から免山への途中のお屋敷に大きなロウバイの木。この花もみごとに季節を謳歌している。

お寺の下に十数体の石仏。傾く冬の陽光に影がくっきり。

免山へ下り着く。佐保川がヘヤピンカーブをなして流れ下る斜面に十数軒が軒を連ねている。ここからバス。

半時間待ってJR茨木行きのバスを掴まえ、茨木に着いてみたら1分差で千里中央行きを逃す。ままよとばかりコーヒー店で未整理のスケジュール表を整理して1時間後のバスに乗る。