一徳防山にのぼる(541m)  2006年11月30日

♣ 歴史ハイキング“一徳防山” ♣

一徳防山は「いっとくぼうさん」と読む。昭和40年代出版のハイキングガイドには『いっとくぼん』と振り仮名されていたが、「坊さん」や「坊や」を「ぼんさん」と呼ぶことからして「一徳山」が正解かもしれない。地元でも“一人の高徳の僧侶が云々”と当て推量するだけで、古寺院跡やそれにまつわる伝承があるわけでもないらしい。山名の由緒はわからないようだ。しかし国土地理院25,000分の1の図幅「岩湧山」では岩湧山を筆頭に6座しか山名の記述がないのだが、なぜか一徳防山は堂々とその6座の1を占めているのだ。より高い山はゴマンとあるのに。この点からみても不思議な山である。

このカードは600円で河内長野市内だったら一日乗り放題。「コーヒー1杯分浮きます」の惹句につられ買ったはいいが往路降車時290円の表示に慌てる。幸い?帰途は450円だったのでホッとしたが、朝の210円のコーヒー代には少し足が出た(笑)。

南ヶ丘バス停下、中山谷にかかる橋のたもとで体操・レクチャー後中山天満宮の碑を横目に出発。

数百メートル谷を遡行したら行き止まり表示があった。ここから谷を渡って山腹に取り付き二ノ坂峠を目指す。

二ノ坂峠で一息入れる。

桧尾根から一徳防山のピークを望見。
click-山頂up

一徳防山と544mピークの鞍部へ辿りつく。

一徳防山東南方544mピークにある三等三角点標識。ここで昼食。ここからの眺望最高(このあと続く6枚いずれもこのピークからの写真)。

(544mピークから)東方金剛山方面 click-金剛山up。左に大和葛城山。

(544mピークから)北方南河内方面

(544mピークから)東北すぐ下、中山谷から南ヶ丘バス停方面 click-出発点の橋up

(544mピークから)西方槙尾山から左へ続く山並 click-up

(544mピークから)北西方すぐ一徳防山

(544mピークで)腹拵え完了、いざ出発 click-up

一徳防山への胸突き八丁。

一徳防山の頂上から。手前の紅葉は544mピークから続く尾根、その向こうが編笠山(635m)、そしてさらに向こう、カヤトのピークが岩湧山(897m)

一徳防山の頂上は2〜3人立てば一杯。後は崩れ落ちなので代りばんこに写真を撮る。click-標識up(どこの正子さん?)

下山路で見た遠景はこれだけ。極端に切れ落ちる高い段差を「落ちて」ゆきながら乗越へ向かう。(このため足許ばかり見ていた)

聞けばなみはや国体の山岳コースのため、この山周辺のいろんな設備は自然に帰したという。この扇畑谷乗越の標識も字がかすれて半分わからない。どうやら右へ「滝畑・・・何とやら」。こちら、らしい。click-道標up

この谷に河内長野市が設置した遊歩道があったらしく立派な指示標の残骸がそこかしこに。しかし谷の出水で道は跡形もない。豪雨でこうなることは目に見えていたろうに、なぜ谷のど真ん中に遊歩道をつくったのだろう?

もう「死ぬほど荒れた」道なき路をただ一心不乱に下ってゆく。半時間ほどでようやく写真を撮ろうと見上げると杉林が薄暗くなっている。でも梢をとおして青空が見え、気を取り直す。

横谷の林道出合。ようやく明るくなってホッとする。でもこの谷道は面白かったとはここまで下りて来ての話。一昨年の大岩山の下り同様「キツイ楽しさ」だったヨ。

平家の落人伝説の残る横谷集落出合。廃屋が目に付く。

滝尻への途中瀑布の上で夕暮れの紅葉。この辺は谷が深い。道路から遥か下。

15:50滝尻バス停到着。遥か向こうに猿子城山。ダムのすぐ下のためバスは上の道路から下りてくる。半時間待ちでバスの人となって大奮闘の一日終了。

総歩数 14,179 歩