アルプス三大名峰ハイキング(2) 
 2006年6〜7月 

シャモニー  ツェルマット  ミューレン  ルツェルン ◆ 

ㅤツェルマット→マッターホルン(4,478m)   7月2日〜7月4日ㅤ

Matterhorn  【7月2日】 スネガから仰いだマッターホルン

7/2 シャモニー(バス)テッシュ(電車)ツェルマット(地下ケーブルカー)スネガ(ロープウェイ)ブラウヘルト乗換ロートホルン頂上展望台(ロープウェイ)ブラウヘルト(ハイキング途中引き返し)ブラウヘルト(ロープウェイ)スネガ(地下ケーブルカー)ツェルマット(散策)

【7月2日】 朝シャモニーに別れを告げ、峠を越えてスイス・シオン谷を走る。ローマ時代の遺跡も点在するという。古城が見える。 click-up

テッシュの駅でバスから電車に乗り換える。ツェルマットはガソリン車乗り入れ禁止だという。折しもホーム増設工事中。40分余でツェルマット着。

ツェルマット駅到着。駅前には有名ホテルの送迎用馬車が勢ぞろい。それにしても日本人が多いナ。俺もそうだが。マッターホルンが首を出している。 click-up

荷解きもそこそこに宿を出る。街中からマッターホルンがくっきり。添乗N子さんから「ここで感激しちゃだめ」と釘を刺される。

スネガ(2,288m)へ上がる地下ケーブルの駅。入ったとたんゾクッとくる。100mの地下道から冷風が!

スネガから中継ブラウヘルトを経てケーブルは一挙ロートホルン(3,103m)へ。

頂上からの壮大なパノラマ。左からモンテ・ローザ(4,634m)、リスカム(4,527m)、カストール(4,226m)、ポリュックス(4,091m)、ロッチャ・ネーラ(4,075m)、ブライトホルン(雲:4,165m)、クライン・マッターホルン(3,883m)そして間をおいてマッターホルン。ちなみにマッターホルンはドイツ語での呼び名で、イタリアではモンテ チェルヴィーノ、フランスではモン セルヴァンというそうな。 click-up

更に左に目を転ずるとフィンデルン氷河が目の前のゴルナーグラートとの間に流れてきている。

ブラウヘルトから花の道をスネガに下る予定が工事中!で道を失い、1kmほど登り返して再びブラウヘルトに。結局ケーブルで下った。

アーベントロート(夕焼け)のマッターホルンに半月がかかる。ときは21時半。


Matterhorn  【7月3日】 リッフェル湖に逆さマッターホルン

7/3 ツェルマット(登山電車)ゴルナーグラート頂上展望台(登山電車)ローテンボーデン(ハイキング)リッフェルゼー経由リッフェルベルク(登山電車)ツェルマット(散策)

【7月3日】 ここまで晴れていいんだろうか。「いいんです」。“雲がかからないと画にならない”と罰当たりな発言も飛び出す。ゴルナーグラートへの登山電車から。
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ゴルナーグラート駅前にはセントバーナード犬。正式?には「サンベルナール」とフランス読みするらしい。記念写真用か至極おとなしい。

ゴルナー氷河。モンテ・ローザとリスカムの間から流れ出る。降り立って見ないと解らないのだろうが、それでも壮大なもの。

ふと上を見上げるとアイベックス(野生の山羊)が塩を舐めに来ていた。上がってみるともう居なかった。

ドム(4,554m)とテッシュホルン(4,494m)は双耳峰に見える。右はアルプフーベル(4,207m)。

ヴァイスホルン(4,505m)の秀峰。左はツィナールロートホルン(4,221m)か。

ゴルナーグラート(3,130m)のピークに立つ。乃公の顔が引きつっているのが、、、見えないだろうな。実は足許が少々怖いのだ。

駅のそばにある礼拝堂(祠のようなもの)で1CHFをはたいて献灯。快晴を感謝しこれからの日程の無事を祈る。
このお堂のキリスト像はこちら

この日この時間ゴルナーグラートの次ローテンボーデン駅(2,815m)は日本人団体貸切状態。200人以上は居たのでは。いずれも逆さマッターホルンを見てのハイキングが目的。我々はウンと出発を遅らせ、おかげでリッフェルゼー(湖)では邪魔者もなく、無風快晴状態で写真が撮れた。【ここ

リッフェルゼーを過ぎてリッフェルベルクへの下り道@。ツェルマットのV字谷を遠望する。左上はヴァイスホルン。 click-up

下り道A。こうやって左にマッターホルンを見ながら降りて行く。 click-up

下り道B。リッフェルベルク駅(右:2,582m)とホテル(左)が見えてくるが、だんだんスネぼんが笑い出してくる。 click-up

リッフェルベルク駅近くのアルプ(牧草原)で昼食。この草原のど真ん中にも祠があり、お兄ちゃんが山羊の糞を掃除していた。トラクターはそのためのもの。お花畑のようだが、よくみると牛も山羊も食べる食糧畑なんだネ。

ローテンボーデンからリッフェルベルクまでに咲く花々。リッフェルゼーの湿地にもありました。
上の花をクリックすると花の画面へ移ります

街中に鼠返しをつけた倉庫がいくつも残されている。屋根にも使われる薄く割った石を丸くしそれを柱の下に挟み入れて下から鼠が穀類を食い荒らしに来ないよう防ぐというもの。実にうまく考えたものだ。

歩いていたらなにやらガラガラ音がする。振り向くと赤い衣装を纏った少年2〜3人に率いられた山羊の一群。思わずシャッターを切るが、歩きながら糞をするのであとが大変。

駅前ではアコーディオン2本とコントラバスで民謡の演奏が終わった。と思ったらその3人がアルペンホルンで三重奏を始めた。簡単なやさしい曲で気持ちがホンワリとする。

駅には有名な氷河特急が停まっていた。去年75周年だったようで、側面に「氷河急行75(1930−2005)サン・モリッツ/ダヴォス−ツェルマット」とあった。


Matterhorn  【7月4日】 クライン・マッターホルンからみたマッターホルン。ホントです。

7/4 ツェルマット(ロープウェイ)フーリ乗換トロッケナーシュテーク乗換クライン・マッターホルン展望雪原散策(ロープウェイ)トロッケナーシュテーク乗換フーリ乗換シュヴァルツゼー散策(ロープウェイ)フーリ(ハイキング)ツムット経由ヘルブリッグ経由ツェルマット(散策)

【7月4日】 一昨夜半月を見たのと同じ場所でマッターホルン。今日はクライン・マッターホルン、シュヴァルツ・ゼー、そしてツムット集落を経由する花のハイキング

ケーブル中継点・フーリからツェルマットのX字谷を振り返る。

フーリからクライン・マッターホルンを望む。あの土手ッ腹へケーブルが入ってゆくのだ。左はブライトホルン。 click-up

クライン・マッターホルンに着くと数百メートル岩のトンネルをくぐり抜けて向こう側の雪原に出る。そこから左すぐのところにこれ、ブライトホルン。登山者が芥子粒のようだった。
画面クリックで登山者が拡大

記念に靴跡を残す。
残すは靴跡のみ、とか、残すは感謝のみ、とか。ごみは必ず持ち帰るBSの標語はかっこいいね。

遥か向こうまで雪原が続き、大勢スキーで滑っていった。メンバーの中にも残念がっている人多し。 click-up

後の岩の上がクライン・マッターホルン頂上(3,883m)。あいにく登るエレベーターが運休中。

仕方がないのでピークを背に記念写真を撮る。ついでながら氷河宮殿もクローズだった。

もう1枚。このバックはマッターホルン。ここから見ると正三角形をしており、ふつう巌稜の真ん中に見えるヘルンリ稜が、ここからは真右になる。つまり見えているのは東壁というわけ。

帰途頂上駅で見た温度計。ほぼ0℃。でも陽はうらうらで無風だと長時間滞在しない限り寒さを感じない。

ケーブルはテオドゥル氷河の支流を跨いで降りてゆく。この次のトロッケナーシュテークからシュヴァルツゼーへのケーブルが運休中のためフーリまで降りる。 click-up

フーリでケーブルを乗り換えてシュヴァルツゼーに登り返す。ここはシュヴァルツゼー(池)で、ここにも小さい祠がある。向こうの上に小さく見えるのがケーブル駅。

シュヴァルツゼー(2,582m)のホテル・レストラン。ここで昼食。味はそこそこで値段はしっかりでありマシタ。

フーリからツムット集落を経てツェルマットまでの道草ハイキングは現地ガイドN山さんが先導してくれた。ツムット集落遠望。

ツムットでお茶休憩。左写真の山側へ登って集落を撮った。素朴な、もと夏場放牧のための季節作業小屋だったのだろう。今は牛や山羊は見当たらない。 click-up

ツムットからは初級コースでなく、中腹についた中級コースを行く。アップダウンを繰り返し、道端の花を愛でながらのコースであった。これはツムット谷を出てゆく道でもある。 click-up

ツェルマットが下に見えるポイント・ヘルブリッグ。ここも夏季限定だったのだろう、作業小屋的なものがあり、壁にキリスト磔刑像、マリア像など。素朴な造形が微笑ましい。

中心に教区教会が見えるこの街は、こうやって見ると結構大きい。でも古くからの牧畜主体(だったろう)の生活は今や大きく変わっているようだ。◆◆◆ハイキング道は急な下りになって大団円を迎える。

シャモニー  ツェルマット  ミューレン  ルツェルン ◆