ㅤ千苅ダムから大岩山ㅤ(384m)  2004年5月27日

♣歴史ハイク“千刈ダム・大岩ヶ岳”♣

福知山線道場駅を出るとすぐ不動岩の巌峰。霊場だとか聞く。
ㅤ右の流れは武庫川

千苅貯水場脇にひっそり咲くウツギ。
ㅤついでながら地図はみな“千刈”なのにここ貯水場をはじめ浄水場、ダム、橋などすべて“千苅”である。

千苅ダム。1919年(大正8年)竣工という。クラシックだが実に立派な構築物だ。

ダム放水路。千苅ダムの脇役だが箕面大滝そこのけのド迫力

登山路に咲くコアジサイ  click-花up

千苅水源地をみながら登山路をゆく

尾根道から大岩山を望む。なるほど“冴えない”見てくれではある。

第二のコブから望む大岩山。再三繰り返されるアップダウンに悲鳴があがる。

ようやく頂上着。13時だ。メシだ.......遥か南方に六甲連山

木の間から北方・波豆(はず)はず集落。M田ファームの芋掘りにこの辺りまで来たのかと不思議な気持

大岩山頂上から西→北方面望見。左に遥か遠く有馬富士(374m)、中央に高く羽束山(524m)、右手松の下方に見えつ隠れつ波豆集落。手前は千苅水源地。

下山道のタツナミソウ。波が立つように一方に吹き寄せられているような花の咲きぐあいからついた名前だ、と。

 

下山道は倒木越えと藪漕ぎ、そして崖へつりでカメラの出番は全くなし。(↑よって写真も無い)

ここまでたどり着いてみなヘタってしまう。
この門柱は大正年間ダム竣工時のものだろうか。五輪塔のようなたたずまいにも時代を感じる。

さえらのすし独白 : やたら手が入っているハイキングコースはカンニンだが、これほど自然のままの道もちょっとつらいものがある。でも久しぶりで「キツイ楽しさ」を味わった。