吉野3点盛り合わせ  2003年11月8日

♣ AZハイキング第33回例会“象谷〜吉野山” ♣

@万葉集(臭?)一杯の喜佐谷コース A南朝てんこ盛りの如意輪寺コース そしてB役行者と桜漬けの吉野山コース の3点盛り合わせセット

【柴橋から宮滝】左が喜佐谷からの流れ、向こうへ吉野川が流れてゆく。天武さんも推古さんも気にいって足しげく通われた気持ちがよくわかる。

【中荘小学校脇の万葉歌碑】柿本人麿の長歌♪やすみしし我が大王・・・♪、反歌♪見れど飽かぬ吉野の川の常滑の絶ゆることなくまた還り見む♪が刻まれている。左向こうに吉野川にかかる柴橋が見える。

【桜木神社境内の万葉歌碑】山部赤人の歌♪み吉野の象山の際の木末にはここだも騒く鳥の声かも♪が彫られている。

【桜木神社の紅葉】今日の行程で“紅葉!”って思ったのはここだけでした。少しカラー調整してみましたが難しいです。

【桜木神社本殿】このお社はよろしいなあ。落ち着きます。ホッとします。なにより妙に媚びていないのがいい。(お宮に媚なんて失礼な、、)清清しいのです。

【高滝】・・・だと思う。この滝の上で小休止したが、滝壺を覗き込もうとして止められた。結構迫力あり。写真的にはストロボを光らせてしまい、失敗。

【尾根筋の標識】やっとよじ登った尾根筋にあった。「右伊勢、喜佐谷/左○○の道」風情があるね。

Sample

【地蔵堂の子安分岐標識】子安は水分神社のあたりの地名。最初見たときは“いったい何じゃろか”と思った。調べたら吉野に子安地蔵というのが出てくるが・・・。

【子安手前から吉野山】稚児松地蔵から水分神社へ上ってゆく途中。やや霞んでいるが絶景。桜の頃はよろしいやろなあ。蔵王堂の屋根が風景に重みを加えています。

【吉野水分神社重文の楼門】息を切らして登ってきた先にこの門が見えたときの感動ってわかります?登山路はしっかり自然の中。この子安っていう場所がいいのですね。 【大和名所圖會】吉野水分神社(よしのみこもりのじんじゃ) 丹治村にあり。古は水分山に坐せしが、年々の洪水に山崩れ、神社をこゝに遷す。文武帝二年四月、神馬を此神に奉り、雨を祈り給ふ由〔日本紀〕に見えたり。毎歳初夏、吉野山僧来りて社前に修禊す。〔神名帳〕〔三代實録〕に出づ。(後略)

【塔尾山如意輪寺本堂】その昔♪かゑらじとかねて思へば梓弓なき数に入る名をぞとどむる♪の歌と小楠公の名と・・古い記憶です。

【後醍醐天皇陵登口】このへんでだいぶん足ががたがたして来、御陵がすぐ上に見えているのに行けなかった。

【金峯山寺蔵王堂2】なんせ東大寺大仏殿に次いで日本で二番目に大きい木造建築だそうな。こうやって写真で見ると大したことはないのですが、どうしてどうして。

【仁王門2】右後に蔵王堂が見えていますが、向こう(南)向き。この門は北向きなのです。中心線は揃っていないし、ふつうのお寺ではありません。

【銅の鳥居】「かねのとりい」と読むんだそうです。光はすっかり夕方ですが、まだ4時前でした。

【近鉄吉野駅】見栄を張って(?)ケーブルに乗らずつづら折りの車道をショートカットしてここまでほぼ真っ直ぐ降りた。駅が見えたときホッとした。

応接室にK大人ご来駕
 

行程表及び参加者

 

桜木神社

 

稚児松地蔵堂付近

 

稚児松地蔵堂

 

吉野水分神社楼門

 

如意輪寺

 

蔵王堂前「大塔宮御陣地」碑