談山神社から飛鳥へ  2001年12月19日

♣ 万葉を歩く“飛鳥の護りの談山神社” ♣

桜井=談山神社(飛鳥下山道)→気都和既(ケツワキ)神社→冬野集落→石舞台公園→岡寺への小道万葉歌碑→岡寺→亀形遺跡→飛鳥大仏=橿原神宮東口

【談山神社】十三重卒塔婆を見ながら通り過ぎる。

【西門】飛鳥方面への門。立派な石垣と下乗碑がある。

【気都和既神社】けつわき。社地は「もうこの森」と呼ばれる。 氣都和既神社(けつわきのじんじゃ) 上村茂古杜にあり。傍に瀑布あり。高さ三丈ばかり。細川・上居・尾曾の三村氏神を共にす。(大和名所圖會)

冬野集落から下流および金剛葛城遠望。

【石舞台古墳】蘇我一族のものといわれる巨大な横穴式古墳。

【島庄休憩園地万葉歌碑】石舞台を見下ろす高台にある碑。♪嶋の宮上の池なる放ち鳥荒びな行きそ君いまさずとも♪(草壁皇子宮の舎人:2-172)ㅤclick-碑面up

【岡寺仁王門】正式には東光山龍蓋寺。西国第七番札所。

【本尊・如意輪観音】塑像で日本一大きいという。

【酒船石】未だ何に使われたか定説がない。 飛鳥坐神社(あすかにいますかみのやしろ) 飛鳥村にあり。(中略)又酒殿は岡村のうへにあり。大石あり。縦一丈五尺、横五尺、石面に槽七道を彫刻す。相傳ふ、むかし神酒をこゝに沃縮すといふ。(後略)(大和名所圖會)

【亀形石造物】昨2000年に発見された。

【飛鳥寺万葉歌碑】♪みむろの神南備山に五百枝さししじに生ひたるつがの木のいや継ぎ継ぎに玉葛絶ゆることなくありつつもやまず通はむ明日香の古き都は山高み川とほししろし春の日は山し見がほし秋の夜は川しさやけし朝雲に鶴は乱れ夕霧にかはづはさわく見るごとに音のみし泣かゆ古思へば♪(山部赤人:3-324)。反歌♪明日香川川淀去らず立つ霧の思ひい過ぐべき恋にあらなくに♪(山部赤人:3-325) click-碑面up

【入鹿首塚】背後は甘樫の丘。

応接室に某氏ご来駕(氏名不詳:2019年追加)
 

柿を目利きする乃公

 

石舞台