この記事はさえらのすしが参加できなかったAZハイキングの記録で 写真撮影者K氏のお許しを得て掲載する。多謝。



第4回 赤目四十八滝

 

日 時:2001年7月20日(金曜日・海の日)

コース:近鉄・赤目口駅→三重交通バス→赤目滝口バス停→サンショウウオセンター→不動滝→千手滝→布引滝→荷担滝→琵琶滝→赤目出会茶屋→小笹峠→落合→三重交通バス→近鉄・名張駅 全行程約8`b。

出席者:上原氏、門脇氏、木津氏、小笹氏、近藤氏、佐々木さん、眞常氏、杉原氏、富山氏 計9名 他特別参加: 森氏、上野さん 以上11名


 近鉄上本町駅で上原氏、門脇氏、佐々木さん、杉原氏と合流、鶴橋で真常氏も合流しましたが、後は八木で佐々木さんのお友達の上野さんが合流しただけで赤目口に到着。改札口付近に誰も見えないので一寸心配しかけましたが、先着していた富山氏、小笹氏、近藤氏、森氏は既にほぼ満員のバスに乗り込んでおられました。今日は総計11名。
 赤目滝のバス停直ぐの「サンショウウオセンター」で入山料300円を払い、名張・納涼祭りの団扇を頂いて、サンショウウオはあまり見ないまま通り抜けてしまいました。四十八滝コースの初めは杉木立の道で、未だやっと蕾を付けたところのウバユリが道端に沢山ありました。コースは流れの近くを辿り、茂った木立で日差しは遮られてはいましたが、結構蒸し暑く、センター前で貰った団扇が随分役に立ちました。最初は千手の滝で小休止、集合写真を撮って出発。昨日雨でも降ったのか足下の石畳・階段が濡れて滑りそうなところもありました。百畳岩の売店を過ぎて、対岸にWCのある河原で早めの昼食にしました。これだけ滝が続いているのにハヤと思われる魚が多く、釣りが禁止されているためか、人怖じせずに、投げた米粒に大小の魚が先を争って跳び付いてきて、なかなかの見物でした。
 ここでも滑りそうな苔の多い所で集合写真を撮って出発。少し先の荷担滝は見事でしたが写真を撮るポイントが狭くて大混雑していました。琵琶滝を過ぎると川筋を離れた林道になります。最後の岩窟滝を見て、直ぐ右手の木立の中に濁った水の岩窟池が見えました。木橋を三つ四つ渡って、ホトトギスや、慌て者のヒグラシの声を聞いているうちに杉木立の中の今井林道の登り道にかかり、舗装道路に出たら「出会い茶屋」で、赤目滝口バス停からここまで地図上5.2`でした。
 日曜と祝日だけ出会い茶屋には名張に戻れるバスが来ますので、暑さにばてた方がおられたら、このバスを利用することも考えていたのですが、全員元気そうでしたので、予定通り小笹峠を越える事にしました。小休止して十分に水分を補給してから、1時過ぎ最後の山越えに出発しました。自動車道を約2百bほど南に歩いて、標識に従ってコンクリート道を小笹峠に登りました。ここが今日のハイライト、最も急で長い登り道です。この辺りの道端にはオカトラノオが沢山見られ、林の中ではタケニグサやシライトソウの地味な花も咲いていました。小笹峠を過ぎ、コンクリート道が切れてからもう1・2回短い登りがあって、最後の長い長い下りにかかりました。かなり急傾斜の木の根道が1`強続いて先頭と最後尾の間がずいぶん開きましたが、何とか全員無事「落合バス停」に2時半頃到着。一服して51分のバスに乗りました。バスは香落渓、青蓮寺川に沿って走り、大きな青蓮寺湖のダムを経て近鉄名張駅前へ3時半頃到着。富山さんに教えていただいた観阿弥の銅像がバス停のロータリーにありました。駅前の寿司屋で、ジョッキを傾けて誰も暑さに負けなかったことを祝してお開きにしました。

[木津 記]


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