吉備路を歩く  2001年4月10日〜11日

  

      10日     ㅤ


倉敷はなんといってもクラボウさん。アイビースクエアに宿泊


大原美術館前の橋の名前は 中橋。立派な橋だ

      11日     ㅤ


明けて11日は吉備路めぐり。まず雪舟ゆかりの寺・宝福(禅)寺。これは三重塔で戦国の兵火で唯一残ったものと云う。重文。


絵を描くことが好きであった雪舟少年は修行もそこそこに絵ばかり描いていた。修行に身を入れさせようと禅師は雪舟を柱に縛り付けて反省を促した。夕刻、様子を見に来た禅師は逃げようとする一匹の鼠を見つけ捕まえようとしたが動かなかった。よく見るとそれは雪舟が流した涙を足の親指で描いたものであったという(Wikipediaより引用)


次は備中国分寺。右は山門脇の寺号標石


五重塔は国の重文。岡山県下唯一の五重塔で、江戸時代に再建された


最後に吉備津神社。吉備津造りといわれる豪壮な本殿と拝殿は国宝


長谷寺を連想する長い廻廊


Y子さん姉妹の母堂納骨旅に随行しての3日間であったが、天気に恵まれ また皆さんの善意のおかげで快適な旅であった。記して感謝。特に吉備路は乃公長年訪れたいと願っていた地であり、実際に足で踏むことが出来たのは幸せであった。